NGその1.汚れがついたまま使う
防水スプレーを使う前に、汚れを落とすのが基本です。汚れがついたままだと汚れの上からスプレーすることになるため、効果が半減します。
生地に汚れがついている場合はできる限り落として、どうしても汚れが落ちない場合は十分に乾燥させましょう。
NGその2.スプレーした後すぐに靴を履く
防水スプレーの使い方は、吹きかけた後に十分乾かすところまでがセットです。
そのため、おでかけ前にしゅっとスプレーしてもコーティングの効果は発揮されません。特に雨の日は、スプレーしてもすぐに流れてしまいます。
防水スプレーはものによって乾くまでの時間に差があります。最低でも40分以上乾燥させれる必要がありますので、前もってスプレーしておきましょう。
NGその3.室内で使う
多くの防水スプレーには、“使用時にはマスクをする”“使用後しばらくは換気をよくする”などの注意事項が記載してあります。これは、スプレーの成分を吸い込むと危険をともなうためです。
室内で使用すると、成分が充満して吸い込んでしまう恐れがあるため避けましょう。
独特なニオイはわざとだった……
靴の防水スプレーには独特なにおいがありますが、これも誤った使用を避けるための工夫です。
X(旧Twitter)では、セメダイン公式さんが「必ず風通しの良い【屋外】での作業をお願いいたします…!!! 吸い込むと呼吸困難を引き起こす恐れがあります」と投稿していました。
それくらい、こもりやすい室内での使用は危険だということが分かります。
防水スプレーは使用条件・注意事項を守って
今回ご紹介したほかにも、「使用できない素材」や「皮膚や飲食物がふれる部分には使用しない」などいくつか注意点があります。
防水スプレーは、使用上の注意を確認のうえ、ただしい方法で使いましょう。