「片付けが上手な人」がやっているモノの管理の工夫【整理収納アドバイザーに学ぶ】

家のこと

2024.06.19

片付けが面倒なのは、モノの量が多いことが要因であることがほとんど。モノの量が多いということは、それだけ管理するモノが多いということ。ただでさえ面倒な片付けが、モノの量が多いとますます面倒になってしまいます。そこで大切なのが家に住む人にとって、ちょうどよい量(適正量)を知ること。適正量を知ることで、片付けもしやすくなります。適正量を知るには、まずは「枠」を決めることが有効です。モノの量の基準を明確にして「枠」を決めることで片付けも進めやすくなります。そこで「枠」を決めるポイントをご紹介します。是非参考にされてください。

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ライフスタイルから枠を決めてみよう

片付け

「枠」を決めるには、今のライフスタイルに合ったモノの量を見極めていくこと大切です。使用頻度や使う人の人数に合わせて「枠」を決めていきましょう。例えばタオルなら家族の人数、洗濯頻度などから必要な数を見極めていくことができます。

洗剤やトイレットペーパーといった日用品のストックも、「何個あれば足りるのか?」「買い物に行く頻度は?」「収納スペースに収まる量はどのくらいか?」という視点で「枠」を決めていきましょう。家族のライフスタイルを改めて振り返りながら「枠」を決めていくことで、無理なく管理できるモノの量を知ることができます。

「枠」を決めたらそれ以上モノが増えないように意識することが大切です。「枠」以上にモノが入ってきた際は、枠の中でモノを整理して、必要なモノか必要でないモノか、その都度整理して枠からモノが溢れださないようにすることで、モノの整理を習慣化でき、片付いた空間を維持できるようになります。

「枠」が決まっている実例

食器

片付け

食器は食器棚の中に収まる量しか持たないと「枠」を決めています。一つ買ったら一つ手放すを意識することで本当に必要で、欲しいと思った際にしか購入しないようになりました。造作の食器棚のスペースは広くなく、食器を厳選せざるを得ないので、自然と「枠」を決めることができました。

洋服

片付け

オンシーズンの洋服は、クローゼットのポールのハンガーに掛けられる量しか持たないと「枠」を決めています。クローゼットに収まる量にしているので、洋服が増えすぎることもありませんし、見渡しやすいので洋服選びもラクに行えます。

「枠」を決めておくことで、自然と洋服選びも慎重になり、本当に素敵だなと思った洋服、必要な洋服しか買わないようになりました。洋服は衣替え時のクリーニングなどメンテナンスも必要なので、増えすぎないように「枠」を決めておくことで、管理する手間を最小限にすることができます。

アクセサリー

片付け

アクセサリーは引き出しに入るだけと「枠」を決めています。引き出し一つなので見渡しやすく、アクセサリー選びも迷いなく簡単です。「枠」を決めておくことで、今持っているモノを大切にする意識も生まれます。

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「枠」を決めるポイントをご紹介しました。「枠」が決まっていることで、今の暮らしには、これだけのモノがあれば十分だということが明確になり、むやみにモノを増やしたいと自然と思わないようになる効果があります。むやみにモノが増えないように、暮らしの中での意識も変わるので、自然と片付けしやすい暮らしに変わっていきます。是非「枠」を決めることを意識して、片付けに取り組んでくださいね。

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著者

Kazuko

Kazuko

片付けで暮らしをラクにシンプルに おウチを整えて豊かな暮らし 鹿児島で整理収納アドバイザーとして活動中   中学1年、小学5年の男の子、小学2年の女の子のママ  お片付けサポート 487時間 お片付けレッスン 65名様

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