1、他人の気持ちは他人のもの。変えられないことを受け入れている。
親しくしていた人が離れていったり、誰かに悪い印象を持たれたり。誰だって嫌われることは悲しいですし、落ち込みますよね。
でも残念ながら、他人の気持ちを変えることはできません。他人の気持ちは他人のもの。「相手には相手の都合や事情があるんだろうなぁ」と、変えられないものがあることを受け入れて、変えられるものに目を向けていこうとすることができる。そんな特徴がありそうです。
2、「嫌い」=「悪い」ではないことを理解している。
誰かに嫌われたら、「何がいけなかったのだろう?」と自分の悪いところ探しを始めてしまう人も多いかもしれません。
ですが、たとえばパクチーは、その独特の香りが大好きな人も多い一方で、ニガテな人もいますよね。パクチーが嫌いな人がいたとしても、パクチーそのものが悪いわけではありません。
もしも自分の性質の一部が嫌われたとしても、たまたまその人にとっては好みではなかっただけで、他の人から見ればとっても魅力的な性質であることも多いのです。
3、自分の感情を認め、味わうことができる。
ちょっと認めにくいことではありますが、私たちは嫌われることもあると同時に、自分が誰かを嫌うこともありますよね。
自分の中に「嫌い」という感情が湧くことを認めることができる人は、相手の中にも同じようにそれが湧いてくることを認めることができます。「嫌われないにこしたことはないけれど、仕方ないよね」という感じですね。
また、嫌われた時の悲しさも受け止め味わうことができると、その悲しみを避けるための「嫌われない努力」から自分を解放してあげることができます。
4、自分を大切にしてくれる人に目を向けることができる。
人生の幸福度を上げていくコツは、自分を好きでいてくれる人や応援してくれる人、味方でいてくれる人との関係性を大切にしていくことです。
私たちには、ポジティブな情報よりもネガティブな情報により注目しやすく、記憶にも留めやすい「ネガディブ・バイアス(ネガディビティ・バイアス)」という性質が備わっているので、どうしても「嫌われてるかも」と感じるとそちらに意識が向きがち。だからこそ、意識をして自分を大切に思ってくれる人との関係性に目を向けていきたいですね。
5、自分の人生に夢中になっている。
自分の心がワクワクする趣味や夢、やりたいことがあると、自分の時間やエネルギーはできるだけそっちに注ぎたくなるもの。自分の人生に夢中になっていると、嫌われないようにまわりに合わせたり、自分を隠したりすることよりも、自分を幸せにしていくためにより大切なことに力を注いでいきたくなるのかもしれませんね。
いかがでしょう。どんな人も嫌われるのはきっと怖いし、悲しいのではと思いますが、人生にはもっと大切なものや関係がある。嫌われても気にしないように見える人たちは、そんな本当に大切にしたいことに意識を向けようとしている人たちなのかもしれませんね。