洗濯機や衣類に負担がかかる「洗濯物の片寄り」を防ぐ“5つの対策”

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2024.07.14

洗濯中に衣類が片寄ると、洗濯に時間がかかりますよね。片寄りを直すのも面倒ですし、一度直しても再びエラーが出ることも……。ここでは、そんな洗濯物の片寄りが起きる原因と対策についてご紹介します。

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洗濯物の片寄りはとても厄介

洗濯出典:stock.adobe.com

洗濯物の片寄りは、置き直しによる家事の負担を増やすこと以外にも、たくさんのデメリットがあります。
脱水中の振動音も大きくなるほか、自動的に補正運転が稼働。洗濯を終えるまでに時間を要するうえに、補正運転でも片寄りが戻らない場合は洗濯機や衣類に負担がかかります。
大切な服と洗濯機を長く使い続けるためにも、片寄りを起こさない対策が必要です。

『洗濯物が片寄ると、脱水中に振動が大きくなり、途中で止まってしまったり、片寄り補正運転のため、運転時間が長くなったりします。』
引用:日立_お客さまサポート
https://kadenfan.hitachi.co.jp/support/wash/q_a/a260.html

洗濯物の片寄りを防ぐ対策

対策1.洗濯物を詰め込み過ぎない

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洗濯物は水を含んで重くなるため、適量を守りましょう。
また、重量のある洗濯物が重なると片寄りにつながります。重ならないよう、ドラム式は均一に、縦型はドーナツ状に洗濯物を広げましょう。

対策2.防水性のある製品を洗濯しない

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防水シーツやサウナスーツに雨具など、防水性の高い製品は脱水することができずに片寄りが出やすいです。
たとえ「洗濯可」の表示があっても、水の通しにくい素材の衣類は洗濯機の使用を避けましょう。

対策3.フリースや厚手の衣類を単独で洗わない

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フリース素材の製品は水を含みにくいため、単独で洗うと片寄りが起きやすくなります。
また、ジーンズ・柔道着・シーツなどの大きな洗濯物も、単独洗いは片寄りやすいです。フリースや厚手の衣類を洗濯する際は、ほかの洗濯物2~3枚と一緒に洗いましょう。

対策4.洗濯ネットに詰め込み過ぎない

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洗濯ネットに衣類を詰め込むと、重さがまして片寄りの原因に。1枚のネットを使うよりも、ネットを2~3個に分けて洗う方が片寄りは軽減できます。
重さが増すと片寄りが起きやすくなりますので、一辺が40cmを超える洗濯ネットの使用は避けてください。

対策5.衣類のボタン・ファスナーを閉める

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ボタンやファスナーつきの衣類は、閉めた状態で洗うと片寄りを防げます。少し手間ではありますが、洗濯機へ入れる前にきちんと閉めているかどうか確認しましょう。

片寄りを防いでノンストレス!

洗濯するときに片寄りを防ぐ対策を行えば、洗濯機に呼ばれる回数も減るはずです。
洗濯前にひと手間かけて、洗濯物の厄介な片寄りによるプチストレスを軽減しましょう。
 

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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