体に悪影響も。「厄介なホコリ」が増える“3つのNG行為”

家のこと

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2024.07.24

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。生活していると、どこかともなくやってくるホコリ。掃除をしてもキリがないくらい出てくるホコリに、頭を悩ませている方は少なくでしょう。ここでは、そんな“厄介な”「ホコリが増えるNG行為」についてご紹介します。

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NGその1.布製品を増やす

ラグやソファ出典:stock.adobe.com

室内で発生するホコリを減らすには、できる限り布製品を減らすこと! シンプルですが、効果はてきめんです。
ダスキンの調査によると、室内にあるホコリの7割は、布製品から出る「繊維ボコリ」という事実が判明しています。衣類の着脱にともなうホコリや、寝具・カーペットが主な発生源。つまり、布製のカーペットやラグなど、布製品が多ければ多いほどホコリ掃除の手間がかかります。
繊維ボコリ対策をするのなら、素材を変えるのもひとつ。快適さが損なわない程度に麻・綿などの繊維が出やすい素材を減らし、ホコリが出にくいシルク・ナイロンを使ってみるのもおすすめです。

NGその2.掃除をさぼる

掃除していない部屋出典:stock.adobe.com

当然ですが、掃除を怠っているとホコリはどんどん増えます。ただ単に汚れるのではなく、人の皮脂やフケを餌にして、ダニやその死がいも増加。汚れをさぼった結果、家中のホコリは爆発的に増える恐れがあるのです。
ダニの死がいや糞はアレルギーを引き起こす可能性があるため、健康のためにもこまめな掃除を習慣づけましょう。

NGその3.換気をしない

換気する出典:stock.adobe.com

空気中を浮遊しているホコリは、換気をすることで外に出すことができます。そのため、換気をせず閉めっぱなしにするのはNG。
空気の入れ換えが少ないと部屋に湿気がこもりやすく、ホコリの原因となるダニが繁殖してしまいます。こまめな掃除に加えて、換気も重要なホコリ対策です。

ホコリを増やさないくふうを

生活している以上、ホコリをゼロにすることはできません。しかし、くふう次第で減らすことは可能です。
できる対策を続けてホコリ掃除の手間を減らし、快適な暮らしを送りましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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