モノを捨てられない人の「5つの心理」
モノを捨てることができない人は、過去の思い出や安心感、未来への不安から過剰にモノを持つことに固執し、モノに執着する傾向があります。性格的には完璧主義、先延ばし癖がある、決断力の欠如、感情的な面での繊細さなどがあげられます。
どうしたらモノを捨てられるようになるのでしょうか? 要因と解決策をご紹介します。
1.他者の価値観を大事にして捨てることを決断できない
モノを捨てることができない人の多くは、自分軸ではなく他人軸で物事を考えるので、自分がどうしたいかが分からない、そのため捨てることを決断できない方が多いです。そんな方におすすめしたいのは、「私はどうしたいのか」と主語を自分にして、モノと向き合い、モノの取捨選択をしていくことです。
片付けはモノと向き合うことを避けては通れません。モノと向き合いながら、私はこのモノを使っているのか、大切に思っているのか、私はこのモノを好きか、好きではないかを自問自答を繰り返しながら向き合っていくことで、だんだんと他人軸から、自分軸で物事を考えることができるようになります。
正直あまり好みではない洋服だけど、流行っているから着ようかな……といった他人軸ではなく、「私がこのデザインが好きだからこの洋服は捨てずに着る!」と、自分の価値観を優先して、大切にしてください。
2.過去の思い出や未来への不安からモノに執着する傾向がある
過去の思い出や未来への不安から、モノを持つことに固執してモノに執着する傾向がある方は、過去、未来ではなく「今」を大切にするよう、視点を変えてモノと向き合ってみましょう。
例えば、子どもの作品を捨てることができない場合、子どもの過去の思い出を大切にしていることになります。それ自体は決して悪いことではないのですが、「過去」の思い出のモノが部屋を埋め尽くして、片付いていないのだとしたら、一番大切にすべき「今」をないがしろにしていることになります。過去でも未来でもなく「今」を大切にモノと向き合ってください。
3.モノを捨てることはもったいないと罪悪感を持っている
モノを捨てることはもったいない、まだ使えるモノを捨てるなんて気がひける……というように、モノを捨てることに罪悪感を感じて捨てられない。そんな方は、モノに視点を合わせるのではなく、自分に視点を合わせてみましょう。
確かに使えるモノでも、あなたが使っていなければそのモノは役目を果たすことなく、空間を圧迫しているにすぎません。何年も使われていないモノが空間を圧迫して、今の暮らしのストレスの原因になっていることの方がよっぽどもったいないのではないでしょうか。使っていないモノが多くあることで起きているデメリットを、今一度考えてみてください。
4.モノが多いことで選択肢が増えすぎて選べない
モノの取捨選択に取り掛かっても、モノが多いと選択肢が増えすぎて何を選んでよいかわからなくなり、選ぶこと自体を拒絶してしまう。エネルギーも時間もかかりすぎてしまうので、たくさんのモノを目の前にしても、とりあえず現状維持でよいと判断してしまう。そんな方は、まずはモノを選ぶのではなく、分けることから取り掛かってみましょう。
モノをアイテムごとに分ける、使用頻度ごとに分ける、人別に分けるなど、分けることに集中することで、自然と次のモノを選ぶステップに進むことができます。アイテムごとに分けることで、何をどれだけの量持っているか、何をどれくらいの頻度で使っているかが明確になるので、必要なモノを選び、不要なモノを捨てるというステップに進めます。
5.片付けることで環境に変化が起こることが怖く、とりあえず現状維持でいいと判断してしまう
モノを捨てた後に「やっぱり必要だった!」と後悔しないかな……、モノを捨てて環境が大きく変化することが怖い……という思考で行動できなくなってしまい、とりあえず現状維持で……と判断してしまう。人は変化を恐れて現況維持を好む傾向があるので、心の中では片付けたいと思いながら何年も動けずにいるという方は多いのではないでしょうか。
そんな方は、まずモノを捨てて片付けることで起こりうるメリットをイメージしてみてください。また、逆にモノを捨てずに片付けないことで起こるデメリットも同時に考えると、モノを捨てて片付ける動機になるのではないでしょうか。まずは「モノを捨てて家を片付ける!」より「快適な空間に自分自身の身を置く!」と覚悟を決めましょう。
モノを捨てることができない人の心理とその解決策についてご紹介しました。今よりもっと快適な暮らしを目指して、できることから始めてみてください!