野菜の中でも断トツで“ビタミンCが豊富”な「パプリカ」の意外な楽しみ方

料理・グルメ

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2024.08.09

きんぴらと聞くと、使う食材にごぼうを思い浮かべる方も多いのでは? パプリカやピーマンもきんぴらとして食卓で楽しめるんです。今回は管理栄養士の関口絢子さんに、夏にうれしい作り置きおかず「ピーマンとパプリカのきんぴら」を教えていただきます。

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教えてくれたのは……管理栄養士・関口絢子さん

料理研究家・管理栄養士・インナービューティスペシャリスト。「健康な体と豊かな心を育む食卓」をテーマに、季節の体の変化や旬の食べ物にフォーカスした食の知恵をお届けします。YouTubeでも体に優しいレシピや知識を発信。

体が喜ぶ作り置きおかず

色とりどりの作り置きおかずが並んだ机出典:www.photo-ac.com

今回は夏バテ対策をテーマに、「簡単バランス献立の作り置きおかず」をご紹介します。夏バテは栄養素全般ですが、たんぱく質不足、ビタミンB群やビタミンCなど、水溶性ビタミン不足になることもあります。

夏バテの大きな原因である栄養不足を解消するためには、不足しやすい栄養素を日ごろの食事で補うことが重要です。基本となる炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルなど微量栄養素をしっかり取るために常備しておきたい食材や作り置きレシピを紹介します。

夏野菜

パプリカ、とうもろこしなど並んだ夏野菜出典:www.photo-ac.com

夏野菜(ナス、ピーマン、オクラ、トマトなど )は、抗酸化物質やビタミン、ミネラルが多く、汗で失われがちなミネラルの供給源になります。トマトを切ってつけ合わせにして添えたり、オクラをゆでてすぐに食べられるようにしたりするだけで十分です。

「ピーマンとパプリカのきんぴら」の作り方

ピーマンやパプリカは、野菜の中でも断トツでビタミンCが多い食材になっています。夏はいろいろと消耗しやすいビタミンCや抗酸化物質がたっぷりの野菜です。ピーマンもパプリカもβ-カロテンが豊富ですので、油と一緒に調理をした方が吸収がよくなります。

材料

  • ピーマン……3~4個
  • パプリカ……1個
  • 米油……適量
  • しょうゆ……好みの量(みりんと同量)
  • みりん……好みの量(しょうゆと同量)
  • 七味唐辛子……好みの量

作り方

1.ピーマンのヘタを取り、細切りにします。パプリカも細切りにします。

パプリカやピーマンを細切りにする女性出典:www.youtube.com

※ピーマンの綿や種には、ピラジンといった血行をよくするような成分が含まれています。試してみたい方は、ぜひ使ってみてください。

2.フライパンを中火にかけ、米油を入れます。ピーマンとパプリカを炒めます。

フライパンでピーマンやパプリカを炒める女性出典:www.youtube.com

※ピーマンもパプリカも生で食べられる野菜ですので、サッと炒める程度でOKです。

3.サッと炒めてから、しょうゆ、みりん、七味唐辛子を加えます。全体を混ぜ合わせて、味をなじませます。

みりんやしょうゆ、七味を入れたフライパン出典:www.youtube.com

4.器に盛りつけて、できあがりです。

ピーマンとパプリカのきんぴら出典:www.youtube.com

いかがでしたか? ピーマンの苦味とパプリカの甘み、そして七味唐辛子のピリッとしたアクセントがよく合います。ご飯を作るのも面倒になると、ますます栄養不足になって夏バテが進行してしまうということもあります。ちょっとやる気があるときに作り置きおかずを用意しておくのがおすすめです。

※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。

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著者

ayako

ayako

「笑顔になるように」を大切に毎日を過ごしています。 子どもと図書館で一緒に過ごすことが大好きです。 皆さんのお役に立てるように頑張ります。

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