事故や劣化につながりかねない。「温水洗浄便座」のじつはやってはいけない“3つのNG掃除”

家のこと

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2024.08.09

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。トイレの温水洗浄便座は、家電製品だからこそお手入れには注意が必要。やり方を間違えると、事故や劣化につながりかねません、ここでは、うっかりやりがちな「温水洗浄便座を掃除するときのNG行為」についてご紹介します。

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NGその1.電源が入ったままお手入れする

温水洗浄便座の電源プラグ

家電製品の温水洗浄便座は、お手入れ前に必ず電源プラグを抜かなくてはなりません。電源がつながったまま掃除をすると、温水洗浄便座が誤作動するほか感電のリスクもあります。
リモコンを掃除する際は特に、拭いているときにボタンを押して誤作動を起こしやすいので、必ず電源を抜いてから行ってください。

NGその2.脱臭フィルターを水洗いする 

温水暖房便座の脱臭フィルター

温水洗浄便座には便座の裏側や側面に「脱臭フィルター」が付いています。しかし、水洗いするのはNGです。
脱臭フィルターは温水洗浄便座によって水洗いできるものとできないものがあるため、安易に洗うのは避けた方が無難です。洗えないタイプの脱臭フィルターは、歯ブラシなどでホコリを取り除きましょう。

NGその3.クレンザーでお手入れする

クリームクレンザー出典:www.photo-ac.com

温水洗浄便座の本体はプラスチック製です。見た目以上にデリケートで傷つきやすいため、研磨剤入りのクレンザーは使用できません。
このほか、トイレットペーパーや乾いた布もNG。こすった摩擦で傷つく恐れがありますので、便座などのプラスチック部分はやわらかい布で水拭きしましょう。

誤ったお手入れは避けて

温水洗浄便座は家電製品だからこそ、お手入れ方法に注意する必要があります。
製品によって注意事項は異なりますので、取扱説明書に目を通してみましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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