箸の平均寿命は1年
箸の種類や使用頻度、扱い方によっても異なりますが、買い替えは1年が目安だと言われています。
その理由は、使用から1年程度でなんらかの“寿命のサイン”が現れるから。替えどきを逃すと、雑菌が繁殖し劣化した箸で食べ続ける……なんてことになりかねません。
心配な方は、「1年に一度」のペースで箸を新調することをおすすめします。
箸を買い替えるタイミング
寿命はあくまでも1年が目安ですが、箸をじっくり見れば替えどきかどうか見極められます。以下の症状がある箸は、買い替えのサインが来たと言っていいでしょう。
箸先の塗装がはげている
箸の表面の塗装がはがれ、素地がむきだしになっている場合は、早急な買い替えをおすすめします。
塗装は箸を守るためのもの。保護がなくなれば、塗装がはがれた箸先から雑菌が繁殖し、内部まで浸食しかねません。箸は口に食事を運ぶものですから、同時に菌まで口に入れてしまいます。
黒ずんできたら
箸の黒ずみが目立つ場合も、買い替えのサインです。むしろ、塗装がはがれている箸よりも症状が重く、雑菌どころかカビが繁殖している可能性も考えられます。
黒ずみは箸が傷んでいる証拠。できるだけ早く、きれいな箸に買い替えましょう。
箸のよきタイミングで買い替えを
毎日使う箸は、意外と寿命が短い消耗品です。塗装のはげ・黒ずみのほか、ヒビ割れや折れのある箸も寿命のサインです。
折れた箸も先端から雑菌が繁殖する恐れがありますので、割り切って新しいものに買い替えてくださいね。