誤った掃除は故障につながる。「エアコン」の自分でお手入れできる“3つの場所”

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2024.09.18

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。季節も変わり目。まだ厳しい残暑は続いていますが、エアコンの稼働時間も少しは減ってきたかと思います。冬にむけて暖房を使うにも、次シーズンに冷房を使うためにも、”夏のおわりの”エアコンのお手入れは必須です。ここでは、エアコンのきれいが続く、「自分でお手入れできる場所」についてご紹介します。

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内部のお手入れはできない

エアコンのお手入れは、基本的に“見える場所だけ”セルフで行えます。そのため、内部のアルミフィンや送風ファンについては、自己流で掃除できません。
エアコンは家電製品ですので、誤った方法で水洗いすると故障や発火のリスクをともないます。誤ったお手入れによる事故を防ぐためにも、「自分でお手入れできる場所・できない場所」を把握しておきましょう。

◆「エアコン」の寿命記事も読む:「エアコン」のじつはやってはいけない“NG行為”

自分でお手入れOKなエアコン掃除

以下の場所については、自分でお手入れできます。定期的に掃除して、汚れをためない習慣をつけてください。

エアフィルター

エアフィルター出典:stock.adobe.com

エアフィルターに汚れがたまると、空気の効率が悪くなります。すると、暖房・冷房がきくまでに時間を要するため、電気代がかさむ原因に……。
ホコリをえさにしてカビが発生し、アレルギー症状を引き起こすリスクもあります。
エアフィルターのホコリは取り除き、汚れがひどい場合は中性洗剤でていねいにすすぎましょう。
2週間~1ヵ月に1度のお手入れで、エアコンの寿命をのばすことや節電にもつながります。

本体外側の拭き掃除

エアコンの拭き掃除出典:stock.adobe.com

本体にたまる汚れも、定期的に取り除く必要があります。
ホコリは、いきなり水拭きをするのはNG。水分をふくんで落ちにくくなりますので、必ず乾拭きから行います。
汚れがひどい場合は、ぬるま湯につけた布をかたく絞り、水拭きしてください。

ダストボックス

ダストボックス出典:stock.adobe.com

自動お掃除機能つきのエアコンは、ダストボックスのお手入れも行います。
ダストボックスを取り外し、たまっているホコリをすべて捨てましょう。汚れが残っているときは、掃除機で吸い取ります。
それでも汚れがひどい場合は、カバーをあけて水洗いしてください。ぬるま湯で落ちなければ、希釈した台所用の中性洗剤のみ使用OKです。
洗った後はしっかり乾かし、濡れたまま取り付けるのは避けましょう。

お手入れ前に取り扱い説明書の確認を

エアコンをお手入れするときは、必ず電源が入っていないことを確認してください。
また、機種によって適切な掃除方法が異なります。誤ったお手入れを防ぐためにも、取り扱い説明書に目を通しておきましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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