「キッチン泡ハイター」にも使用期限があった…。放置しがちな“2つの替えどきのサイン”

家のこと

2024.10.26

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。手軽に除菌・漂白・消臭が叶う「キッチン泡ハイター」。1家に1本あると使える、優秀な洗剤としておなじみです。しかし、キッチン泡ハイターにも寿命があります。ここでは、意外と知らない「キッチン泡ハイターの替えどき」についてご紹介します。

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使用期限の目安は「3年」

キッチン泡ハイター

結論から言うと、キッチン泡ハイターの使用期限は「購入後3年間」が目安です。その理由は、成分が分解されて洗浄力が落ちるから。
キッチン泡ハイターは「次亜塩素酸ナトリウム」を主成分として作られていますが、時間の経過とともに劣化します。その結果、濃度が下がり洗浄力が落ちるというわけなのです。

◆「キッチン泡ハイター」を活用した掃除記事も読む:「キッチン泡ハイター」を使ってお掃除のプロがキレイにしている“7つの場所”

キッチン泡ハイターを買い替えるタイミング

3年という年月は、あくまでも目安。常温保存の場合はゆるやかに分解されますが、直射日光が当たる場所や高温な環境に置くと分解もはやくすすみます。
また、ボトル本体の劣化も見逃していけません。キッチン泡ハイターに次のような状態が表れたら、買い替えのサインです。

1.液だれする

キッチン泡ハイターのノズル

本来であれば泡状になって出てきますが、レバーをまっすぐひいても液状の場合はすぐに買い替えてください。
皮膚につくと肌荒れや肌トラブルを引きおこす原因になります。

2.泡がまっすぐ飛ばない

キッチン泡ハイターと泡

泡が飛び散り、予測不能な場所へ噴出するような場合も即買い替えが必要です。
キッチン泡ハイターの成分が目に入ると、最悪の場合失明する恐れもあります。非常に危険な状態ですので、今すぐ使用を中止しましょう。

キッチン泡ハイターは劣化する前に使い切ろう

食料品と同じで、消耗品のキッチン泡ハイターも時間の経過や保存状況によって劣化します。
購入後はきちんと使い切り、定期的にボトル本体も新しいものに買い替えましょう。
 

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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