【結論】食べても問題なし!
結論から言うとお米のとぎ汁に浮かぶ“ナゾの白い膜”は、食べても害はありません。
虫でもなければ、はたまたカビでもありませんのでご安心を。
見た目はどこか虫の卵にも見えますが、品質面はもちろん衛生的にも問題なし。慌てて処分するのは避けてくださいね。
白い膜の正体は……
それでは本題、お米のとぎ汁にふわふわと浮いている白い膜はいったい何なのか。その正体はずばり、「米糠」です!
米糠は、精米をしてもすべて取り切ることはできません。そのため、水につけたときに残った米糠が浮いたものが、白い膜として現れているだけなんです。
米糠は油分をたっぷりと含んでいるため、とぎ汁に油の膜を張っているように見えることもあります。
食べる前にお米の確認を
白い膜は米糠である可能性が高いとはいえ、なんとなく虫やカビの心配も残るもの。不安であれば、念のためお米のチェックを行いましょう。
虫
虫の場合はとぎ汁に白や黄色っぽい小さな粒が浮いてくるので、とぎ汁をしばらく見ることで判断できます。動いていたら虫確定です。
「お米の虫がついているかもしれない」と心配な場合は、天気のよい日に外へ出しておきましょう。虫は明るい場所が苦手なので、日当たりのよい場所にお米を置くと、虫は自ら逃げていきます。
ただし、外干ししすぎるとお米が乾燥するため、日に当てるのは3~6時間にとどめましょう。
カビ
カビの場合は、お米から違和感のある臭いがします。お米とは異なる臭いを感じたら、カビの可能性を疑いましょう。
お米を洗う前に、お米やとぎ汁をチェックすると安心して食べられるはず。ぜひ試してみてくださいね。