NGその1.加工乳・乳飲料・スキムミルクでつくる
フルーチェには、固まる牛乳の種類があります。
〈固まるもの〉
◎種類別 牛乳
・種類別 成分調整牛乳
・種類別 低脂肪牛乳
・種類別 無脂肪牛乳
〈固まらないもの〉
・種類別 加工乳
・種類別 乳飲料
・豆乳
・スキムミルク/脱脂粉乳
このうち、一番望ましいのは「種類別 牛乳」です。そのほか、成分調整乳や低脂肪乳でも固まります。
「加工乳」や「乳飲料」は、いくら冷やしても固まらないためNGです。牛乳と同じくらいカルシウムが含まれているものに限り、豆乳でも固まりますが、カルシウムの含有量は100mlあたり110gほどが目安です。冷蔵庫で1時間を目安に、しっかりと冷やしてください。
NGその2.フルーチェの素を冷蔵庫で冷やす
フルーチェは、冷えた牛乳と混ぜるのがただしいつくり方です。その理由は、牛乳とフルーチェを合わせたときの温度が「15℃前後」だと、しっかり固まるから。
冷たい牛乳と常温のフルーチェを混ぜると、ちょうどこの温度になります。
そのため、フルーチェの素を冷蔵庫で冷やすのは間違い。温度が低くなりすぎてうまく固まりません。
牛乳は冷やしたものを使い、フルーチェの素は常温で準備しましょう。
NGその3.ゆっくり混ぜる
牛乳と素を混ぜた後は、できるだけ手早く混ぜるのがおいしいフルーチェをつくるコツ。反対にゆっくり混ぜると、固まっている部分とゆるい部分でムラができてしまいます。
牛乳と素をボウルに入れたら、大きめのスプーンで一気にかき混ぜましょう。混ぜる早さは、「1秒間に2回」が目安です。
おいしくつくるコツをつかもう
フルーチェは、冷やした「種類別 牛乳」と素を手早く混ぜるのがただしいつくり方。
冷蔵庫で冷やしたら、一番おいしい”できたて”を楽しんでくださいね。