「フルーチェ」の意外と知らない“NGなつくり方”「だから固まらなかったんだ…!」「誤解してた…」

料理・グルメ

2024.10.12

思い立ってすぐにつくれる「フルーチェ」。牛乳と素を混ぜればできあがる、ハウス食品のロングセラー商品です。そんなフルーチェ、つくり方を間違うとおいしさが半減することも……。ここでは、うっかり間違いやすい「フルーチェのNGなつくり方」をご紹介します。

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NGその1.加工乳・乳飲料・スキムミルクでつくる

フルーチェの注意書き

フルーチェには、固まる牛乳の種類があります。

〈固まるもの〉
◎種類別 牛乳
・種類別 成分調整牛乳
・種類別 低脂肪牛乳
・種類別 無脂肪牛乳

〈固まらないもの〉
・種類別 加工乳
・種類別 乳飲料
・豆乳
・スキムミルク/脱脂粉乳

このうち、一番望ましいのは「種類別 牛乳」です。そのほか、成分調整乳や低脂肪乳でも固まります。
「加工乳」や「乳飲料」は、いくら冷やしても固まらないためNGです。牛乳と同じくらいカルシウムが含まれているものに限り、豆乳でも固まりますが、カルシウムの含有量は100mlあたり110gほどが目安です。冷蔵庫で1時間を目安に、しっかりと冷やしてください。

NGその2.フルーチェの素を冷蔵庫で冷やす

冷蔵庫で冷やしたフルーチェの素

フルーチェは、冷えた牛乳と混ぜるのがただしいつくり方です。その理由は、牛乳とフルーチェを合わせたときの温度が「15℃前後」だと、しっかり固まるから。
冷たい牛乳と常温のフルーチェを混ぜると、ちょうどこの温度になります。
そのため、フルーチェの素を冷蔵庫で冷やすのは間違い。温度が低くなりすぎてうまく固まりません。
牛乳は冷やしたものを使い、フルーチェの素は常温で準備しましょう。

NGその3.ゆっくり混ぜる

フルーチェの素と牛乳を混ぜる

牛乳と素を混ぜた後は、できるだけ手早く混ぜるのがおいしいフルーチェをつくるコツ。反対にゆっくり混ぜると、固まっている部分とゆるい部分でムラができてしまいます。

できあがったフルーチェ

牛乳と素をボウルに入れたら、大きめのスプーンで一気にかき混ぜましょう。混ぜる早さは、「1秒間に2回」が目安です。

おいしくつくるコツをつかもう

フルーチェは、冷やした「種類別 牛乳」と素を手早く混ぜるのがただしいつくり方。
冷蔵庫で冷やしたら、一番おいしい”できたて”を楽しんでくださいね。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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