「掃除上手な人」の“冬の拭き掃除テクニック”「もうホコリを寄せ付けない」「3つの注意点があるんだ…」

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2024.11.17

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。乾燥が気になる季節は、手肌のお手入れだけでなく掃除にもひとくふう。ご家庭の“あるもの”を使うと、ホコリ掃除の効率がアップします。ここでは、静電気でホコリを寄せ付けない「冬の拭き掃除テク」をご紹介します。

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使うのは「柔軟剤」

柔軟剤出典:stock.adobe.com

空気が乾燥する時期は、静電気がたびたび起こります。バチっと傷みが走る不快感はもちろん、ホコリを寄せ付けてしまうため、掃除の面でも厄介です。
そんな静電気対策に使えるのが、洗濯用の「柔軟剤」。拭き掃除をするときに、柔軟剤を少量垂らした希釈液で水拭きするだけで静電気が発生しにくくなるんです。

フローリング掃除出典:stock.adobe.com

床を拭き掃除すると、ツヤがでてピカピカに。

鏡の掃除出典:stock.adobe.com

静電気で髪の毛やホコリがまとわりつく鏡の掃除にも、柔軟剤拭きがおすすめです。

掃除に柔軟剤を使うときの「3つの注意点」

柔軟剤を使うときには注意点も出典:stock.adobe.com

柔軟剤は秋冬の掃除に役立ちますが、使う際はいくつか気を付けるべき点もあります。

1.使いすぎない

柔軟剤は少量で十分。200mlの水に対して5mlほどで効果がありますので、使いすぎは避けましょう。柔軟剤の量が多いと拭きあとがベタつきやすくなり、かえってホコリを吸着してしまいます。
また、ペットや小さな子どもがいる方は、柔軟剤で水拭きした後に乾拭きをすると安心です。乾拭きするとさらっとした仕上がりになります。

2.希釈液はつくり置きしない

柔軟剤を薄めた液は長持ちしません。そのまま置いておくと菌が繁殖し、カビが発生する場合があります。希釈液はつど用意して、清潔なものを使いましょう。

3.素材を確認しない

油分が含まれている柔軟剤は、木や革製品など使用を避けた方がいい素材もあります。また、水拭きでお手入れしますので、水がしみ込む素材もNG。
白木など天然素材の家具やフローリングはシミになる恐れがありますので、お手入れを控えましょう。迷ったときは、目立たない場所で事前テストを行ってから使用してください。

柔軟剤で静電気のストレスを軽減

使い方にはコツと注意事項があるものの、ただしく使うとお手入れがぐんとラクになります。
柔軟剤の使用量やお手入れする場所・素材には気をつけて、秋冬のホコリ掃除に役立ててください。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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