ホテルによくある“ベッドの短い布”の使い方。「布団じゃないの!?」「床に落としてた…!」

カルチャー

stock.adobe.com

2024.11.15

きれいにベッドメイキングしてある、ホテルの寝具。ふとベッドの上を見ると、正体不明の細い布がかけられるのを見かけませんか? 掛け布団でもないけれど、カバーでもない……。ここでは、ホテルのベッドにかけられている“ナゾの細い布”の正体をご紹介します。

広告

ナゾの細い布の正体は……?

ベッドスロー出典:stock.adobe.com

掛け布団のようで、シーツでもない……。一見ナゾに包まれている細い布の正体は「ベッドスロー」と呼ばれるものです。
これは、靴を履いたままベッドで過ごす欧米で、足置きとして使われています。土足で座り、ベッドが汚れるのを防ぐためのカバーの役割を果たします。

日本だと「飾り」の場合がほとんど

本来は実用的なアイテムですが、日本では飾りとして使用されていることがほとんど。
靴を履いたまま寝たり、ベッドの上で過ごしたりする文化がない日本では、「インテリア」としてベッドスローを置いているホテルが多いです。
また、ホテルによってはベッドメイクが完了しているサインとしても活用されています。
もちろん通常の使い方通り足を乗せても間違いではありませんが、休憩や就寝のときはベッドスローがずれ落ちてしまうので、どかして使うのがおすすめです。

ベッドスローの意外な使い方も!

スーツケース置き場出典:stock.adobe.com

日本では足置きとして使うことがほぼありませんが、その代わりに「スーツケース置き場」として活用できます。
スーツケースをベッドの上で広げるとき、ベットスローの上にキャスター部分を置けば寝具は汚れません。

バゲージラック出典:stock.adobe.com

ちなみに、ホテルでは「バゲージラック」をスーツケース置き場として使えます。ただし、ラック上で広げるとスペースが足りない場合もあるため、そんなときはベットスローが重宝しそうです。

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る