「鏡」が傷つく“3つのNG掃除”「ゴシゴシ拭くのはダメだったんだ…」「気をつけます」

家のこと

2024.12.12

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。洗面所や玄関など、家中のいろいろなところにある鏡。ふと見ると、手アカや水しぶきといった汚れが付着していませんか? きれいにしたいからといって、汚れを力ずくで落とすのは間違いです。ここでは、劣化につながる「鏡のNG掃除」をご紹介します。

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NGその1.メラミンスポンジを使う

メラミンスポンジ出典:stock.adobe.com

汚れを研磨して落とすメラミンスポンジは、水で濡らしてこするだけできれいになります。掃除のハードルを下げてくれる便利なグッズですが、使うときは“汚れを削り落としていること”を忘れてはいけません。
鏡のお手入れにメラミンスポンジを使うと、汚れと一緒に表面が削られて鏡そのものが傷む場合があります。洗面台やお風呂場の鏡でくもり止め加工が施されているタイプは、メラミンスポンジを使うとコーティングまで削り取ってしまうことも……。
メラミンスポンジは使えない場所が多い掃除アイテムですので、鏡を含め安易に使用するのは避けましょう。

NGその2.指先で強くこする

指先で鏡をこするのはNG

鏡のお手入れに、強い力は不要。むしろ鏡を傷つける恐れがあるため、指先で汚れを強くこすり落とすのはNGです。
汚れはやさしく落とすのが基本なので、掃除するときはやわらかい布で水拭きすればOK。汚れが落ちない場合は、中性の食器用洗剤(色がついていないタイプ)を5倍に希釈して、かたく絞った布で拭き取りましょう。

NGその3.研磨剤入りの洗剤を使う

洗剤とスポンジを持つ手出典:stock.adobe.com

先ほどお伝えしたように、鏡のお手入れは“やさしさ”がすべてです。無理に汚れを落とす強引な掃除グッズや、削り落とすような研磨剤入りのクレンザーは使えません。
研磨剤に限らず、ナイロン製のたわしやスポンジのかたい面など、鏡の傷につながるお手入れは控えましょう。

こまめなお手入れなら水拭きで十分

軽い汚れであれば、かたく絞った布でさっと拭くだけできれいになります。汚れが酷く落ちにくくなるほど、間違ったお手入れ方法を選びがちです。
鏡はこまめに掃除をして、汚れを溜めない習慣をつけましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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