教えてくれたのは……東海エネテック株式会社
洗濯機掃除に特化した洗濯機のまじんを運営する東海エネテック株式会社。洗濯機の分解洗浄を専門とし、プロならではの技術で各ご家庭の洗濯機を徹底的にクリーニング。無料分解診断サービスも行い要望に沿ったプランを提供している。
掃除の頻度は?
乾燥フィルターは、乾燥時に衣類から出る糸くずや小さなゴミを集める役割があります。ホコリがたまりやすい構造になっているため、掃除頻度は乾燥機を使用する度に行いましょう。ホコリがたまりすぎると乾燥機能が不十分になってしまったり、乾燥機内のカビが発生したりすることにつながります。洗濯機側にある乾燥フィルターの奥側にもホコリがたまりやすく、掃除を行う必要があります。
乾燥フィルターの掃除方法
掃除に使うのは、ぞうきんのみです。ぞうきんは、乾燥フィルターと乾燥フィルター奥の掃除に使います。正しい手順でフィルターを外し、奥側もきれいにしていきましょう。
手順1.乾燥フィルターを取り出す
ドラム式洗濯機の電源を消し、洗濯機上部に設置されている乾燥フィルターを取り外します。
手順2.たまったゴミを取り除く
乾燥フィルターに付着しているホコリをぞうきんで取り除きます。ぞうきんで取り除けないホコリは、手や掃除機などで優しく取り除いてください。
手順3.ぬるま湯で洗う
ぬるま湯(45〜50℃)で、乾燥フィルターを水洗いします。爪を立てずに、手やぬれぞうきんでゆすいでください。
手順4.洗濯機側の乾燥フィルター奥を掃除する
乾燥フィルター本体のお手入れが終わった後は、乾燥フィルター奥の掃除をします。手やぞうきん、手持ち用の掃除機を使って、ホコリを取り除きます。
手順5.乾燥フィルターを洗濯機に取りつける
フィルターが乾燥した後は、外し方と逆の手順で本体側に乾燥フィルターを取りつけます。ドラム式洗濯機の電源を入れ、洗濯機のパネルにエラーが表示されないことが確認できたら、乾燥フィルターの掃除は完了です。
3つの注意点
1.ゴシゴシこすらない
掃除手順の中で紹介しましたが、乾燥フィルターはデリケートで破れやすいため、歯ブラシや爪を立ててのお手入れは行わないでください。ブラシを使用する際は、ドラム式洗濯機用のお掃除ブラシなど先端が柔らかいモノを使用するようにしてください。
2.ブラシなどを落とさない
洗濯機側の乾燥フィルター奥を掃除している際に、ドラム式洗濯機用のお掃除ブラシなどを使用する際は、内部に落とさないように注意してください。万が一、落としてしまった場合は洗濯機の分解を行う必要があるため、できれば手や手持ち用の掃除機を使用して、掃除を行ってください。
3.洗剤は使用しない
洗剤は使用しないでください。もしひどいカビがあった場合は、乾燥フィルターの交換をおすすめします。破損している場合も買い替えを行ってください。
注意点を守って掃除をしよう
ドラム式洗濯機の乾燥フィルターは、ホコリがたまりやすい場所です。掃除するときは、こすらない、ブラシを落とさないなどの注意点があります。注意点を守りながら、乾燥機を使用する度に掃除をするように心がけましょう。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。