ポストが不審者に狙われる……。そのワケは?
いろいろなポストがありますが、特に注意すべきなのは「ドアポスト」。玄関ドアにポストがくっついているため、ポストから部屋の中を見られる恐れがあるんです。
外に出なくても郵便物を受け取れるメリットがある一方で、ポストから異物を室内に入れられる“いやがらせ”のようなトラブルが起きる可能性もあります。
さらに悪質だと、ドアポストから器具を入れてカギを開ける「サムターン回し」と呼ばれる被害に遭うリスクもあるため、対策は必要不可欠です。
犯罪から守る!ポストの防犯対策
対策その1.郵便物を溜めない
ポストに郵便物が溜まりっぱなしになっていると、「不在」だと気づかれる恐れがあります。泥棒や侵入者は人がいない時間を狙うため、たびたび郵便物が溜まっているとターゲットにされる可能性も。
また、郵便物に書かれている名前や住所から個人情報が盗まれるケースもあります。郵便物はこまめに取り出して、必要であれば宅配ボックスを設置しましょう。
対策その2.ドアポストの内側をふさぐ
ドアポストの場合は、サムターン回しや覗きのリスクを避けるために、内側をでふさいでしまうのも対策になります。
テープや厚手の紙でふたをしておくと、外側からなにかしら怪しい動きがあったときに気づきやすいです。しっかり止めておけば動かないはずのものが剥がれたりずれたりしていれば、補助鍵を取りつける・ポストを変えるなどの対策も検討しましょう。
防犯対策その3.鍵をつける
誰でも開けられるポストの郵便物を見られる・盗まれるリスクに対しては、鍵をつけるのもひとつ。取り出すときはすこし面倒かもしれませんが、鍵があるのとないのとでは安心感が違います。
鍵をつけないポストは、個人情報や郵便物が盗まれる危険と隣り合わせの状態ですので、早めに対策をしましょう。
ポストの防犯対策もしっかりと
どの家にもあるポストですが、不審者のターゲットにされて狙われる危険が潜んでいます。犯罪に巻き込まれるのを防ぐためにも、ご自宅のポストの安全性を今一度確認してください。