のぞき穴が犯罪の手口になることも
玄関ののぞき穴(ドアスコープ)は、外の様子や訪問者を開扉しなくても確認できるというもの。防犯にも有利なアイテムだと感じますが、じつは犯罪の手口に悪用されるケースも少なくありません。
そのまま見るだけだと、外から部屋の中を確認することはできません。しかし、犯罪組織は特殊な道具を用いて、外から中をのぞく場合があります。
また、のぞき穴を取り外すことも可能。空いた穴から玄関ドアを開けたり、盗撮を行ったりするなど、さまざまな犯罪被害に遭うリスクがあるのです。
今すぐできる「のぞき穴」対策
ただしく使えば、のぞき穴による犯罪手口を防ぐことは可能です。今すぐできる対策を行い、犯罪に巻き込まれるリスクを軽減しましょう。
のぞき穴をテープでふさぐ
のぞき穴そのものをテープで覆ってしまえば、外から見られることはありません。
テープはできるだけ黒いものを使いましょう。白や透明のテープを使うよりも見えにくくなります。
カバーをつける
開閉できるカバーを取り付けると、防犯性を高められるうえにテープを剥がす手間がなくなります。のぞき穴がより安全に使いやすくなる、おすすめの対策です。
ちなみに、のぞき穴のカバーはそれほど高価ではなく、ネット通販でも1,000円ほどで手に入りますよ。
お金をかけて対策するのもひとつ
今回ご紹介したのは、手っ取り早くできる簡単な防犯対策です。より安全性を高めるのであれば、カメラを設置したり取り外しが難しいのぞき穴に替えるのもひとつ。
防犯意識を強く持ち、自分の身を守れる対策を行いましょう。