シャッターは雨戸の役目だけじゃない
雨戸の代わりとして設置されることが多いシャッター。雨風をしのぐ役割を持っていますが、防犯対策としても十分役立ちます。
その理由は、空き巣や窃盗の侵入経路として最も多いのが「窓」だからです。無施錠はもちろん、しっかり閉めていてもガラスを破って入られる犯罪が増えています。窓のカギは壊れやすいため、たやすく侵入できてしまうんです。
シャッターを使えば、こういった窓の防犯機能の低さをカバーできます。
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シャッターの防犯効果
1.侵入に時間がかかる
空き巣や窃盗から狙われない家にするには、侵入しにくそうな環境にすることが大切。シャッターを閉めるだけでも、入り込む際にひと手間かかります。
侵入に時間がかかると通報リスクが高まるため、狙われにくくなるメリットがあるんです。
2.開けるとガラガラ音が鳴る
シャッターを開け閉めすると、ガラガラと大きな音が鳴ります。外から開けられないタイプのシャッターであれば、壊すときにも音がなるでしょう。
空き巣や泥棒からすれば、大きな音は侵入したことがばれるリスクでしかありません。
3.家の中が見えない
空き巣や泥棒は、なんとなく侵入する家を決めることはしません。あらかじめ下見に来ることが多く、窓から中をのぞいて物色したり、住人のライフスタイルを把握したりして侵入する家を見定める傾向があります。
シャッターを閉めていれば室内はまったく見えないため、のぞかれるリスクもゼロ。日常の生活パターンが知られにくくなり、ターゲットとして狙われにくくなります。
窓はむきだしにしないで!
窓にシャッターがあるのとないのとでは、防犯効果が大きく変わります。窓はしっかり施錠をしたうえで、シャッターを使うと安心です。
シャッターがついている方は、ぜひ活用を。シャッターがない方も、今後の防犯対策として設置を検討してみてはいかがでしょうか。