NGその1．無塗装（無垢材）の家具や床
無垢材のお手入れはただでさえ注意を払う必要がありますが、特に“無塗装”の無垢材はシミができやすく、一度汚れができると落とすのが難しいです。
台所用中性洗剤をお手入れに使用すると、汚れが落ちるどころかシミが残る可能性大。いきなり原液をかけるのは避けた方が無難です。
無垢材のフローリングや家具のお手入れは、素材に合う洗剤を使うのが一番。独自の判断で台所用中性洗剤を選ぶのは避け、もし使う場合も「薄める」「目立たない場所で試す」など段階をふんで行ってください。
NGその2．壁紙
台所用中性洗剤は、基本的に“すすぎ”が必要です。水濡れ厳禁の壁紙は洗剤を洗い流すのが難しいため、そのままシミになって跡が残る可能性があります。
同じ中性洗剤でも、壁紙の掃除に向いているのは泡立ちが少ないタイプの洗剤がおすすめ。ウタマロクリーナーやホームリセット、アルカリ電解水などを使えば、二度拭き不要できれいになります。
NGその3．カビ
台所用中性洗剤は、できたてほやほやの汚れに対して効果を発揮します。そのため、深く根を張ったカビに対しては効果が薄く、根っこから取り除くことはできません。
見た目はきれいになったとしても根は残ったままなので、再びカビが生えてきてしまいます。
カビを撃退するのなら、塩素系のカビとり剤やアルコールがおすすめ。カビとり剤はパワーが強いため、素材まで傷むことのないよう場所に合う適切な方法でお手入れしてくださいね。
万能でも使えない場所はある
家中の掃除に使える台所用中性洗剤ですが、素材・汚れによっては使用を控えた方がいい場合もあります。
「中性洗剤だから大丈夫！」と思い込まず、お手入れに使用しても問題ないかを確認しましょう。
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