NGその1.中性以外の洗剤でお手入れする
エアフィルターの汚れが酷いと、洗浄力の強い洗剤でお手入れするのが手っ取り早い気もします。しかし、エアフィルターは壊れやすくデリケートなため、中性洗剤以外のクリーナーは使用できません。
汚れが酷い場合でも、液体タイプの中性洗剤をぬるま湯に溶かしてつけ置きするのが適切です。市販のカビ取り剤はもちろん、漂白剤や酸性洗剤なども使用するのは避けましょう。
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NGその2.お湯を使う
寒さが厳しい冬は、掃除のときについお湯を使いたくなりますよね。蛇口から出る水は冷たいので、給湯器のスイッチを入れたくなるのも分かります。
しかし、エアフィルターのお手入れにお湯は適しません。エアフィルターは不織布で作られているため、お湯を使うと劣化する可能性があるんです。
お手入れするときは、40℃以上のお湯は避けて。エアコンフィルターが変形する恐れがありますので、水かぬるま湯で洗いましょう。冬の時期は給湯器の温度を高めに設定しやすいので、掃除前に調整すると安心です。
NGその3.ドライヤーの温風で乾かす
気温が低いと、エアフィルターがなかなか乾かないこともありますよね。エアフィルターの掃除中は暖房が使えないので、「早く乾かしたい!」と焦る気持ちもわかります。
しかし、エアフィルターを乾かすためにドライヤーを使うのは間違いです。直射日光でも変形や変色する場合がありますので、ドライヤーで熱を与えてはいけません。
ヒーターなど暖房器具の温風で乾かすのも、当然NG。多少時間がかかっても、直射日光や温風が当たらない風通しのよい場所で乾かしましょう。
こまめなお手入れなら「掃除機」や「水洗い」で十分
エアフィルターの汚れをこまめに取り除いていれば、ベタつくような酷い汚れは溜まりません。汚れが軽い状態のお手入れなら、掃除機でホコリを吸い取るか、さっと水洗いする程度で十分です。
正しいお手入れとこまめな掃除を心がけ、キレイなエアコンを維持しましょう。