NGその1.入浴後に流す
入浴剤入りのお風呂に入った後は、体をシャワーで洗い流す必要はありません。むしろ、入浴剤のうれしい効果を得るには、洗い流さないのが適切なんです。
お風呂上がりにシャワーを浴びると、入浴剤の保湿成分や有効成分が流れ落ちてしまい、効果が半減します。せっかくの成分がすべて落ちてしまいますので、お湯の汚れが気になる場合を除いて洗い流すのは避けましょう。
NGその2.お湯張り前に入れる
お風呂に入浴剤を入れるタイミングは、“お湯張り後”です。お湯を張っていない、空の状態の浴槽に入れるものではありません。
入浴剤は、お湯に溶かすことで成分が溶け出すしくみ。お湯張りをしてから投入することで、香りがお風呂場内に広がります。バスボムのような固形タイプはそのまま、粉・液体タイプの入浴剤はよくかき混ぜて、しっかりと成分を溶解させましょう。
NGその3.入浴剤を併用する
入浴剤は、それぞれ特性や成分が異なります。医薬部外品の入浴剤は、用法・用量が定められているため、異なる入浴剤を併用するのはNGです。
組み合わせによっては、香りが弱まったり変化したりするだけでなく効果が落ちる可能性も……。基本的に入浴剤は単独で使用することを想定していますので、独自の判断で混ぜて使用するのは避けましょう。
正しい使い方で快適なバスタイムを
入浴剤を適切に使うと、いつもの入浴がリフレッシュできる時間になります。バスタイムが楽しく快適なものになるよう、毎日のバスタイムに活用してください。