実は「トイレ」に流してはいけない“3つのもの”→「なんで?」「知らなかった…!」

家のこと

2025.03.14

固形物を流せるトイレは、水まわりの中でも特殊な場所。“排泄物を流せる”ことから、「これも流せるだろう」と自己判断しがちです。しかし、意外なものが流せない場合も……。そこで今回は、じつは避けた方がいい「トイレに流してはいけないNGなもの」をご紹介します。

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NGその1.ペットの排泄物

ペットのトイレ出典:stock.adobe.com

排泄物を流せるトイレですが、その用途は「人の排泄物」に限られます。そのため、ペットなど動物の排泄物を流すのは、本来の使い方ではありません。
そもそも、動物の排泄物は人よりも水に溶けにくく、トイレが詰まる恐れがあるんです。動物の排泄物には毛が混じっており、犬の場合は散歩中に取り込んだ砂が付着しているケースも。砂が混じっている排泄物を流すと、排水管が傷ついて劣化するリスクも隣り合わせです。
ペットの排泄物は自治体指定のゴミ袋に入れて、可燃ゴミとして処理しましょう。

NGその2.嘔吐物

吐く女性出典:stock.adobe.com

吐き気を催したとき、急いでトイレへ駆け込んだ経験は誰しもあるはず。じつはこの行動もNG行為に該当します。
嘔吐物には消化されていない食べ物を含んでいる可能性があり、固形物を流してトイレが詰まる恐れがあるためです。水に溶けないものが含まれている嘔吐物を流すのは、食べ残しを流していることと変わりません。
抵抗があるかもしれませんが、トイレの詰まりリスクを避けるのなら、エチケット袋に包んで可燃ゴミに捨てるのが適切です。

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NGその3.大量の洗剤

洗剤出典:stock.adobe.com

たとえ液体でも、洗剤を大量に流すのは避けるべき行為です。掃除に使う程度の量なら問題ありませんが、処分するために流すのは考えもの。
特に、塩素系漂白剤など強力な洗剤は、大量に流すと排水管が劣化するリスクをともないます。
不要になった洗剤はいらない布や新聞紙に含ませて、可燃ゴミとして処分しましょう。

「流せないもの」は意外と身近にある

トイレで流せるものは、「トイレットペーパー」「人の排泄物」「水」のみです。その他のものを流すと、詰まるリスクがあります。
ひとたび詰まりが生じると、そう簡単に改善されません。大惨事を避けるためにも、トイレに流してはいけないものをきちんと覚えておきましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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