「トイレが臭う人」がしがちな“3つのNG習慣”→「放置しがち」「見えにくいところが原因」

家のこと

stock.adobe.com

2025.05.04

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。毎日使う場所だからこそ、できるだけ清潔に保ちたいトイレ。でも、「掃除はしているのに、なんだか臭う気がする……」というお悩みはありませんか? じつはその臭い、見える部分だけではなく“見えにくいところ”の汚れが原因になっていることが多いんです。そこで今回は、つい後まわしにしがちな「3つのNG習慣」と合わせて、臭いのもとを断つヒントをご紹介します。

広告

NGその1.便器のフチ裏を掃除しない

便器出典:stock.adobe.com

便器のフチ裏は、見えにくく掃除しにくい場所。ついお手入れを後まわしにしがちですが、尿はねや水アカが溜まりやすい場所です。
放置すると、アンモニア臭の原因に……。お手入れをさぼると汚れが頑固な尿石に変化して、通常の掃除では落としにくくなります。
ブラシではなかなか届かないフチ裏は、すき間ブラシやスポンジを使って定期的に取り除きましょう。酸性洗剤で尿石を溶かし、撃退するのもひとつです。

◆毎日やりたいトイレの掃除術も読む:超かんたん!「トイレの菌」を一掃!

NGその2.便座と便器のすき間を放置する

便器と便座の間

便座と便器のすき間は、尿はねやホコリが入り込みやすいスポット。気づかないうちに、汚れがごっそり溜まってる……なんてことも“あるある”です。
汚れがそのままになれば、イヤな臭いは広がりかねません。温水洗浄便座の場合は便座を取り外せるタイプもあります。すき間の汚れをしっかりと除去するためにも、半年~1年に1回のペースで徹底的にお手入れしましょう。
ふだんの掃除は、ハンディモップや履き古したハイソックスが役に立ちます。すき間に滑らせるだけで、汚れをしっかりキャッチしてくれますよ。

広告

NGその3.床の掃除を怠る

床の掃除出典:stock.adobe.com

トイレの床は、尿はねやホコリが溜まりやすく、掃除を怠ると臭いの原因になります。
汚れに気づかず放置すると、靴下やスカートに汚れがついて、無意識のうちに汚れが広がってしまうことも……。
用を足したら床に目をむけ、汚れていたらすぐに掃除シートやトイレットペーパーで拭き取る。このように、汚れをそのままにしない習慣が大事です。

見えない場所の汚れが臭いのもとに

トイレの臭い対策は、見えにくい場所もしっかりと掃除するクセづけが大切。ふだんのトイレ掃除はもちろん、フチ裏・便座のすき間・床もこまめにお手入れして、清潔で快適なトイレ空間を保ちましょう。

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

この記事をシェアする

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る