「見逃してた…」「カビがすごい」湿気がこもりやすい家の中の“隠れカビ”スポット3つ

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2025.05.18

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。掃除はしているつもりなのに、なんだか臭いが取れない……。そんな経験ありませんか? 家の中には、見た目はキレイでも菌やカビがひそんでいる“隠れ汚れスポット”がいくつもあるんです。ここでは、掃除を後まわしにしがちな、「隠れカビが生えやすい場所」を3つご紹介します。

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1.野菜室

野菜室出典:stock.adobe.com

冷蔵庫の中でも、野菜室は菌が繁殖しやすいスポット。土がついたままの野菜や、汁もれした食品がそのまま放置されることで、カビや雑菌が繁殖しやすい環境になってしまうんです。
特に、底の角や引き出しのレール部分に汚れが溜まりがち。週に1回は中身を全部出して、アルコールスプレーや重曹水で拭き掃除をするクセをつけましょう。スーパーへ買い出しする前に、野菜室を掃除してリセットする習慣をつけると、二重買いやロスも防げて一石二鳥です。
こまめに掃除できない場合は、紙袋を使って野菜室に仕切りをつくると汚れ防止になります。

2.エアコンフィルター

エアフィルター出典:stock.adobe.com

エアコンのフィルターが汚れていると、内部にカビが発生。その風が部屋中に拡散されれば、アレルギー症状を引き起こしかねません。
特に、高温多湿な環境になりやすい梅雨や夏場は、カビの温床になりやすい季節。月1回はフィルターを外して水洗い+陰干しするのが理想です。
暮らしにエアコンが欠かせない夏を前に、エアコンフィルターをこまめに洗う習慣を。外すのは意外と簡単なので、慣れればさっとお手入れできるようになりますよ。

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3.洗濯機のゴムパッキン

洗濯機出典:stock.adobe.com

洗濯機のフタを開けたとき、なんとなくイヤな臭いが……。もしかするとそれは、洗濯機のゴムパッキンにたまった黒カビが発生源かもしれません。
ゴムパッキンには洗剤の残りカスや湿気が溜まりやすく、カビにとって快適そのもの。手が届きにくく見落としやすい場所だからこそ、定期的なお手入れが大切です。
汚れがついたらその都度拭き取り、ゴムパッキンの衛生を保ちましょう。

見えない場所にこそカビがひそんでる

ふだんは視界に入りにくい場所ほど、油断して放置してしまいがち。隠れた場所は湿気がこもりやすいため、見つけたときには黒カビが生えてた……なんてケースは少なくありません。
ちょっと面倒でも、意識的に汚れチェックをすることで黒カビ防止になりますよ。カビが発生しやすいこれからの時期に向けて、できることから始めてみませんか?

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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