「よい母」と「自然体な母」の決定的な違い5つ!“子育てが楽になる”考え方とは?

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2025.06.06

心理カウンセラーのyoshikoです。「よい母でいなければ」と完璧を求めて疲れていませんか? 「自然体な母でいたいけれど、どう変わればいいの?」と悩む方も多いでしょう。今回は、完璧主義で頑張りすぎる母親と、自然体で子どもと向き合う母親の決定的な違いを解説します。自然体な母親になるためのヒントにしてみてください。

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「よい母でいる人」と「自然体な母でいる人」の違い

よい母でいる人と自然体な母でいる人は、子育てに対する考え方や接し方に大きな違いがあります。ここでは、その違いを5つのポイントに分けてわかりやすく解説します。子どもとのかかわり方を見直すときのヒントにしてみてください。

1. 完璧主義で疲弊するか余裕を持つか

考える女性出典:stock.adobe.com

完璧を求めすぎると、心も体も疲れてしまいます。
完璧主義はストレスの原因になりやすく、毎日の子育てに負担を感じるでしょう。

自然体でいる母は、無理せず余裕を持って子育てを楽しんでいるのが特徴です。「今日はここまでできたから十分」「今日も無事に1日を終えられた」と自分に優しい言葉をかけてあげましょう。自分の頑張りを認めて褒めてあげると心にゆとりが生まれて、子どもとの距離を縮めやすくなるでしょう。

2. 距離感を誤るか適切に保つか

話をする母娘出典:stock.adobe.com

子どもとの距離感が近すぎると、子どもの自立を妨げる可能性があります。逆に遠すぎると、信頼関係が築けません。自然体な母は、子どもの気持ちを尊重しながら適切な距離を保つのが上手です。

対等な関係を意識することが大切で、「私はあなたの母親だから」という考えは、親子関係を壊す原因になる場合があります。親子の距離感をうまく調整しながら、一人の人間同士として接することを心がけましょう。

3. 感情を抑圧するか素直に表現するか

子どもを慰める親出典:stock.adobe.com

自分の感情を我慢しすぎると、ストレスがたまってしまいます。自然体な母は自分の感情を素直に表現し、子どもにも感情を受け入れてもらいます。

お互いの感情を共有することは、親子の絆を深める大切なポイントです。親子で無理に感情を抑え合うのではなく、正直な気持ちを伝えるとお互いに安心できます。

「そんなことで泣かない」「早くしなさい」ではなく、子どもの感情やペースも大切に受け止めてあげましょう。

4. 他人軸で生きるか自分軸で生きるか

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他人の評価ばかり気にしていると、自分らしさを失いがちです。自然体な母は自分の価値観を大切にしているため、自分軸で堂々と生きています。

自分軸を持つと心が安定するので、心に余裕を持って過ごせるでしょう。周りに振り回されず、自分のペースで子育てするのが大切です。

ありのままの自分を認めることから始めて、自然体な自分で子どもと向き合いましょう。

5. 依存させるか自立を促すか

学習を見守る母親出典:stock.adobe.com

子どもを過度に依存させると、自立が遅れてしまいます。自然体な母は子どもの自立を促し、見守る姿勢を大切にしているのが特徴です。

自立心を育てることは子どもの将来のために重要ですが、過保護な愛情や過干渉は成長を妨げる可能性があります。子どもが自分で考え行動できるようサポートしましょう。
子どもの一番の味方になって信頼して見守ると、自信を持って成長していけるでしょう。


「よい母でいる人」と「自然体な母でいる人」の違いを理解すると、無理のない子育てができるようになります。完璧を求めすぎず、ありのままの自分で子どもと向き合いながら、親子で成長していく毎日を大切にしていきましょう!

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著者

yoshiko

yoshiko

メンタル心理カウンセラー・チャイルドカウンセラー。大学で障害児教育や教育心理を学んだ経験から、塾講師時代は親子の関わり方を「ほめる」ことでサポートしてきました。現在は子どもの成長を見守りながらWebライターとして活動中。読んでくれる人の心にそっと寄り添う記事をお届けします。

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