「キッチンが臭う」のは意外な部分から?ぬめりや黒カビが溜まりやすい場所4つ

家のこと

2025.06.12

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。毎日使うキッチン、こまめに掃除しているつもりでも、「なんだか臭う」「ぬめりが取れない……」という悩みはありませんか? もしかすると、見えにくい場所に溜まっている汚れが原因かもしれません。ここでは、知らずに汚れが蓄積しやすい「キッチンシンクの隠れ汚れスポット」をご紹介します。

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1.スポンジホルダーの裏

スポンジホルダーの裏

シンクの内側に吸盤で取り付けていることが多いスポンジホルダー。その裏側、定期的にチェックしていますか?
この場所は水はけが悪く、ぬめりや黒カビが溜まりやすい場所の代表格。スポンジを取るたびに水が垂れ、ホルダー裏にたまった水分が雑菌の温床になってしまうんです。
じつはわたしも、意識しないとカビを生やしてしまうことがある厄介な場所。汚れを溜めないために、週に1回はホルダーを取り外して裏側まで洗う習慣をつけていますよ。

2.スポンジ

食器洗い用のスポンジ

スポンジ自体も、カビ・ぬめりの発生源になりやすいです。水分を含んだままの状態で放置すると、キレイでも内部は見えない雑菌だらけ……なんてことも!
対策は、使用後にしっかり洗って乾かすこと。2週間〜1か月を目安に新しいスポンジへ取り替えましょう。食器洗い用のスポンジは消耗品なので、こまめなお手入れと定期的な取り替えで清潔に保てます。

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3.蛇口の根元まわり

蛇口の根元

意外と忘れがちなのが、蛇口の根元部分。ここも水が溜まりやすく、気づけば黒ずんでいた……なんてことも“あるある”です。何度も水を使うたびに水が溜まり、ホコリや石けんカスと混ざってぬめりやカビに発展することもあります。
掃除には、使い古しの歯ブラシや綿棒が便利。週に1回、キッチン用の中性洗剤で軽くこすり洗いするだけでも、見違えるほどスッキリしますよ。

4.シンクのコーキング部分

シンクと台のつなぎ目

シンクと台のつなぎ目は、汚れが溜まりやすい隠れスポット。意識的にお手入れしないと、汚れはどんどん蓄積します。
つまようじやブラシを使って、こまめにお手入れすると清潔です。わたしは二度拭き不要のホームリセットを使って、シンク掃除のついでに汚れを落とすクセをつけていますよ。きちんと対処しておくことで、キッチンの清潔感がぐっとアップするはずです。

毎日使う場所だからこそ、“見えない汚れ”を意識しよう

キッチンのぬめりやカビの原因は、意外と気づきにくい場所にこっそり潜んでいるもの。
「ちゃんと掃除してるはずなのに……」という方こそ、ぜひ“見えにくい部分”の汚れもしっかりと除去してくださいね。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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