NGその1.とがった方を上にして保管する
卵をよくみると、丸ではなくとがった部分があります。鮮度を保つには、とがった方を下にするのが正解です。
丸みがある方には「気室」と呼ばれる空気が溜まる空間があります。この気室が下になると、卵黄が気室の空気に近づいてしまい、劣化が早まる可能性があるといわれています。そのため、卵のとがった方を上にするのはおすすめできません。正しい向きで保管するだけで卵の持ちに差が出ますよ。
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NGその2.ドアポケットに移し替える
冷蔵庫には卵専用のケースがついていることがほとんど。しかし、ドアポケットについている場合は注意が必要です。
ドアポケットは開閉するたびに振動が起きるうえに、温度変化が激しい場所。卵がヒビ割れたり鮮度が落ちたりする可能性があるため、保管場所としては適しません。
卵は、「できるだけ温度が安定した奥の棚」で保存するのがベストです。
NGその3.洗ってから保管する
殻に汚れがついていると、つい洗いたくなりますよね。じつはこれ、卵に雑菌が入り込むおそれのあるNG行為なんです。
卵の殻には小さな穴(気孔)があり、水洗いすると雑菌が入り込んでしまいます。どうしても汚れが気になる場合は、調理の直前に軽く拭き取るだけでOK。保存時には洗わず、そのままの状態で保管するのが鉄則です。
パックのまま保管が正解
卵を保存するときは、売られていたパックのままが一番鮮度を保ちやすいです。とがっている方が下になるよう、パックごとケースに入れましょう。
パックのままなら、卵同士がぶつからず衝撃を受けにくいため、もっとも衛生的で新鮮さを保てますよ。