片付けが苦手な人が「スマホ」で“家の中を写真に撮る”メリット

家のこと

stock.adobe.com

2025.06.27

「今度こそ片付けよう!」と思っても何からしたらいいか分からない……、片付けたいと思いながらも手を付けられずにいる……、そんな方が多いのではないでしょうか。そのように片付けを先延ばしにしていると、ますます部屋は散らかってしまいます。そこで、今回の記事では片付けられないあなたに、まず初めにしてほしい3つのことをご紹介します。今こそ、自分自身と散らかった家と向き合って、今よりもっと心地よい暮らしを手に入れてみませんか?

広告

1.思い込みを手放して客観的に家の中の様子を観察する

片付け出典:stock.adobe.com

片付けられない家に何年も住んでいると、頭の中に凝り固まった思い込みがこびりついていて、どうせ片付けてもすぐにリバウンドしてしまう……、片付けができない私はダメな人間だ……といった自己否定の思い込みで頭の中がいっぱいになってしまいます。せっかく片付けたいと思っても、どうせ私は片付けられない……という強い自己否定の思い込みがあると、その思考に引っ張られて片付けられません。

まずは、自己否定の思い込みはいったん横に置いておいて、客観的に家の中の様子を観察することから始めましょう。問題を解決するには、まず現状を把握することが大切です。長年住んでいる家を客観的に観察するために、まずスマホで家の中の様子を写真に撮ってみましょう。カメラのフィルターを通すことで、家の中の様子を客観的に見ることができます。

家の中の様子の写真を眺めながら、家が片付いていないことで感じているストレスや困りごとを、紙に書き出していきましょう。その際にご自身だけでなく、家族にも困りごとやストレスがないか聞いてみることも大切です。ご自身だけでなくその家に住む人の困りごととして家族で共有することで、片付けを自分事として捉えてもらうようにしましょう。

2.家が片付いたらどんなメリットがあるか具体的にイメージしてみる

片付け出典:stock.adobe.com

客観的に家の中の様子を観察することができたら、その状態から家が片付いたらどんなメリットがあるか具体的にイメージしてみましょう。いつもどこに何があるか分からなくて、探し物ばかりしているのであれば、家が片付くことでお目当てのモノをすぐに手に取ることができ、探し物にイライラすることがなくなります。当然探し物に掛けていた無駄な時間もなくなり、自分がやりたいことに時間を使えるようになります。

他にも、家が片付きどこに何があるかわかるようになることで、無駄に買い物をすることもなくなるので、結果的に節約につながります。

家が片付かないことで不機嫌になったり、家族に八つ当たりしてしまうことが多い場合は、家が片付くと無駄に不機嫌になることもなく、気持ちが安定するので、家族のコミュニケ―シャンも穏やかになり、家の中のが心地よく平和な状態になります。

片付ける行為そのものは、体力、気力ともに必要ですし、時間もかかり面倒かもしれませんが、家が片付くことでたくさんのメリットがある事をしっかりとイメージできれば、片付けをポジティブに捉えることができ、モチベーションもわいてきます。片付けをしたその先には、楽しい未来が待っていることをイメージして片付けに取り組んでください。

広告

3.片付けの優先度をあげる

片付け出典:stock.adobe.com

片付けられない方は、家事に仕事に子育てに忙しく、片付けの優先度が低いという方がほとんど。どうしてもやらなければならないことを優先していたら、片付けはあとでやろう……と先延ばしてしまい、いつまでたっても片付けに取り組めない……という状態になってしまいます。ですがいつまでも先延ばしにしていると、家の中は一向に片付かずどんどん散らかってしまいます。

片付けて家の中を片付けやすく整えることは、未来の自分を助けるための投資のような行為です。片付けのメリットをイメージしながら片付けの優先度を上げて片付けに取り組みましょう。どうしてもやらなければいけないこと以外の時間を片付けに充てるなどして、片付けの優先度をあげましょう。


片付けられないあなたにまず初めにしてほしい3つのことをご紹介しました。今こそ、自分自身と散らかった家と向き合って、片付けたその先の暮らしをもっと豊かで心地よいものにするために、是非取り組んでください。

広告

著者

Kazuko

Kazuko

片付けで暮らしをラクにシンプルに おウチを整えて豊かな暮らし 鹿児島で整理収納アドバイザーとして活動中   中学1年、小学5年の男の子、小学2年の女の子のママ  お片付けサポート 487時間 お片付けレッスン 65名様

この記事をシェアする

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る