NGその1.SNSにリアルタイムで投稿する
旅行中や外出先での写真、「楽しい気分や旅行の思い出をすぐに伝えたい……!」とその場でアップしていませんか? じつはこれ、空き巣に「自分は今家にいませんよ」と知られるリスクがあるんです。
空き巣にとって、SNSは空き巣に入るタイミングをはかる手段のひとつ。「旅行中なら不在だろう」と、家に侵入される被害は実際に起こっています。
SNSに投稿する場合は、タイミングをずらす、公開範囲を制限するなどの対策をとりましょう。また、位置情報はオフにしておくなど、見えない相手に生活リズムを知らせないくふうが必要です。
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NGその2.裏口や勝手口の防犯が甘い
玄関は二重ロックでも、裏口や勝手口の防犯対策は万全ですか? 勝手口は玄関よりも防犯対策が手薄になりやすいため、空き巣の侵入経路にされやすい場所です。
一目につきにくい死角になる勝手口であればなおさら、きちんと対策を行う必要があります。
補助錠やチェーンロックをつける、センサーライトを設置するなどして防犯強化をしましょう。勝手口でも「しっかり見られている」と空き巣にアピールすることが大事です。
NGその3.スペアキーを屋外に隠す
ポストの裏や植木鉢の下、メーターボックスの中。昔ながらの“スペアキーの隠し場所”、今も使っていませんか? 私も子どもの頃は、勝手口の影に鍵を置きっぱなしにしていました。
しかし今考えてみると、これは空き巣にとっても“いつでも侵入できる”危険な状況。スペアキーの置き場所が見つかれば、空き巣被害に遭うのは確実です。
鍵を家の外に隠すのはリスクしかありません。置きっぱなしにする習慣はやめて、鍵は肌身離さず持ち歩きましょう。
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少しのくふうで、防犯力はぐんとアップ
空き巣は、派手な手口よりも“日常のスキ”を狙ってきます。「誰かが見ているかも」という意識を持つことで、防犯の精度は大きく変わるもの。
家族の安全を守るためにも、まずは今日の行動を少し見直してみませんか?