夏の酸辣風みそ汁で体が整う“発酵と野菜のやさしい習わし”

料理・グルメ

2025.07.16

発酵食品マイスター・スキンケア指導士の坂下莉咲です。忙しい日が続くと、つい食事が“お腹を満たすだけ”になってしまいがち。そんなときこそ、みそ汁にひと工夫。ちょっとした具材の組み合わせで、身体にやさしい時間が生まれます。

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1.毎日続く“やさしい食べ方”は、みそ汁から

みそ汁出典:stock.adobe.com

忙しいときこそ、食事はシンプルがいちばん。
だけど「簡単=おざなり」にはしたくない……そんな思いに寄り添ってくれるのがみそ汁です。
発酵の力をもつみそに、旬の野菜やきのこ、豆製品などを組み合わせれば、やさしさと満足感のどちらも叶う一杯に。

2.発酵×野菜の組み合わせが、からだの巡りを助ける

発酵出典:stock.adobe.com

みそに含まれる乳酸菌は加熱に弱い面もありますが、発酵食品そのものの栄養や酵素は、日々の体調をゆるやかに支えると言われています。
そこに食物繊維も豊富なきのこや野菜を加えることで、食後のリズムも整いやすくなるとか。

3.少しの酸味と油分で、“みそ汁の印象”が変わる

オイル出典:stock.adobe.com

みそ汁といえば和風のイメージが強いですが、酸味やごま油をひとさじ加えるだけで、新しい美味しさが広がります。
トマトの酸味、なめこのとろみ、油揚げのコク。
それぞれの素材が自然に調和して、ほっとするのに少し新鮮な一杯に仕上がります。

最後に、今回紹介した食材で作る、夏にぴったりな酸辣風みそ汁のレシピを詳しくご紹介します。
ぜひお試しください!

トマトとなめこと油揚げの酸辣風みそ汁

トマトとなめこと油揚げの酸辣味噌汁

材料(2〜3人分) 調理時間15分

だし汁……400〜500mL
みそ……15〜20g
ミニトマト……5個
なめこ……80gほど
油揚げ……1枚
卵……1個
ごま油……お好みで
ラー油……お好みで
酢……お好みで
すりごま……お好みで

作り方

1 鍋にだし汁、軽く洗ったなめこ、細切りにした油揚げを入れ、中火にかける。

なめこと油揚げ

2 沸騰したら弱火にし、半分に切ったミニトマトを加える。

トマト

3 再び中火にして、軽く煮立ってきたら、溶き卵を菜箸に沿わせて細く流し入れる。

卵

4 卵がふんわり固まったら火を止め、みそを溶き入れる。

味噌

5 器に盛り、ごま油・ラー油・酢・すりごまをお好みでかけて完成。
辛味が苦手な方はラー油なしでもOK。白胡椒をプラスしても◎です!

トマトとなめこと油揚げの酸辣味噌汁

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著者

坂下莉咲さんプロフィール

坂下莉咲

身体の中から美容と健康を意識した「1日1発酵食品」を習慣に。 美容業に携わって10年以上。理想の肌へ導くカウンセリングでは、食事などのインナーケアとスキンケアの両面からアドバイス。 科学的根拠のある美容知識をInstagramやTwitterで発信中。 saitaでは腸がよろこぶ簡単レシピをご提案。

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