「造血のビタミン」がたっぷり!みそ汁に入れて【貧血予防】に役立つ黄色い野菜とは?

料理・グルメ

2025.06.17

若採れのとうもろこしである「ヤングコーン」は、ビタミンB9の葉酸がたっぷり含まれた初夏の野菜。葉酸は「造血のビタミン」とも言われ、赤血球を作ってくれます。貧血の予防が期待できる栄養素ですね。「このごろ貧血気味だな」と感じている方は、是非とも食べたいヤングコーン。実は栄養たっぷりな白ヒゲまで一緒にみそ汁に入れて、栄養とうま味も逃さずいただきましょう。

広告

「ヤングコーン」は初夏の旬

ヤングコーン出典:stock.adobe.com

ヤングコーンは、間引きをされた若いトウモロコシのことで、初夏に出回る旬のミニ野菜。若採れなので、柔らかい芯まで丸ごと食べることができ、シャキシャキの食感はサラダや添え物にぴったりな食材です。

美味しい皮付きが出回るのは今の時期だけですので、“見つけたら即買い”がおすすめです。

「造血ビタミン」で貧血の予防を

ビタミン出典:stock.adobe.com

栄養価の面では、大人のとうもろこしに比べてビタミンB9の「葉酸」が多いのが特徴。「葉酸」は、ビタミンB12と一緒に赤血球を作るので「造血のビタミン」といわれ、貧血の予防などが期待できます。

さらに細胞の生産や再生を助けてくれることから、妊娠前後の女性にはとても重要な栄養素です。

「白ヒゲ」は捨てられない

ヤングコーン出典:stock.adobe.com

そしてヤングコーンを包み込む白いヒゲは、実はとても高栄養な食材。カリウム、クエン酸、ポリフェノールなどが含まれ、漢方薬としても使われています。捨てるにはもったいない所。

軽く火を通すだけで食べることができるので、炒め物やかき揚げなどにサッと入れちゃうのもおすすめです。

今回は食べやすく刻んで、ヤングコーンと共におみそ汁に入れていきましょう。溶け込む栄養も丸ごといただける一品になりますよ。

ヤングコーンのみそ汁 (調理時間:7分)

ヤングコーンのみそ汁

材料(2人分)

・ヤングコーン‥‥‥‥‥2〜3本
・ひげ根‥‥‥‥‥‥‥‥適量
・新玉ねぎ(小)‥‥‥‥‥4分の1個
・しめじ‥‥‥‥‥‥‥‥30g

・水orダシ汁‥‥‥‥‥‥2カップ強
・みそ‥‥‥‥‥‥‥‥‥大さじ1と2分の1

作り方

1. ヤングコーンは皮をむいて大きめの乱切りに、 ヒゲ根はきれいな部分をザクザクと食べやすい大きさに刻む。新玉ねぎは5mm幅のくし切り、しめじは手でほぐしておく。

ヤングコーンカット

2. 鍋に水としめじを入れて火をかけ、沸いたら新玉ねぎも入れ、中火で一煮立ちさせる。

具材を煮る

3. 2にヤングコーンとひげ根を入れ、3分ほど煮たら火を止め、みそを溶かしておわんに盛る。

具材を煮る

広告

「白ヒゲ」は刻んでいろいろ使える

白ヒゲの量が多い場合は、適量をみそ汁に入れて、残りは刻んで炒め物や揚げ物に入れたり、サラダに入れたりして使ってみてください。

食感もよく、程よい甘さが料理のアクセントになってくれます。栄養もたっぷりなので、ぜひ食べ切ってみてくださいね。丸ごとヤングコーンのみそ汁。是非お試しください。

広告

著者

山田 直

山田 直

神奈川の写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。 後に、オーガニックレストランのキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさに深く感動。学びを深める。 現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、WSにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。

この記事をシェアする

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る