「ナスニン」で血液サラサラ生活習慣病の予防を!“皮もアクもポリフェノール”な【夏の旬野菜】とは

料理・グルメ

2025.07.08

ナスは「ナスニン」といわれるポリフェノールがたっぷりの夏野菜。食べることで、生活習慣病や老化の予防が期待できる食材です。その成分は皮の中に多く含まれているので「ナスは皮ごと食べる」が正解。おみそ汁にゴロゴロと切って入れて、丸ごと頂いていきましょう。

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「ナスニン」で活性酸素から体を守る

なす出典:stock.adobe.com

水に濡れて光る青紫色の皮が、夏をより感じさせる旬のナス。その成分は“90%が水分”という低カロリーな野菜で、ダイエットにもってこいな食材です。

そんなナスの中でも注目の栄養素は、「ナスニン」といわれるポリフェノール。

過剰な活性酸素の害から体を守る抗酸化作用を持つ成分で、コレステロール値を下げ、血液をさらさらにする働きなどがあるといわれています。

ですので、生活習慣病の予防に効果的ですね。ほかにもがんの予防や老化防止なども期待できたり、紫外線対策としても有効です。

皮もアクもポリフェノール

なす出典:stock.adobe.com

そんな「ナスニン」は、青紫色の“皮”の中に多く含まれています。ですので皮を剥くのはもったいない。ナスは“皮ごと食べる”が正解です。

またナスを切ったときに出るアクの正体も、クロロゲン酸というポリフェノール」なんです。こちらも健康によいといわれますので、ぜひとも摂りたいところ。水にさらすと流れていきますので、直前に切ってすぐ調理するのが望ましいですね。

今回はおみそ汁に皮ごとナスを入れ、切って流れ出すポリフェノールも丸ごと頂いていきましょう。

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ナスとまいたけのみそ汁 (調理時間:8分)

ナスのみそ汁

材料(2人分)

・ナス‥‥‥‥‥‥‥‥‥1〜2本
・まいたけ‥‥‥‥‥‥‥2分の1株(50gほど)
・油揚げ‥‥‥‥‥‥‥‥2分の1枚
・小ネギ‥‥‥‥‥‥‥‥適量

・水orダシ汁‥‥‥‥‥‥2カップ強
・みそ‥‥‥‥‥‥‥‥‥大さじ1と2分の1

作り方

1. ナスは乱切り、油揚げは短冊切りにカットし、まいたけは手でほぐしておく。

2. 鍋に水とまいたけを入れ、火をかける。

まいたけを煮る

3. 沸いたらナスと油揚げを入れ、 中火で5分ほど煮る。火を止めみそを溶かし、お椀に盛って小口切りにした小ネギを振る。

調理2

ナスと油は相性よし

ほぼ水分でスポンジ状のナスは油との相性がよく、適度な油でコーティングされることで美味さが増します。今回は油揚げを入れていますが、先に油で軽く炒めてから、おみそ汁にしてもよいですね。

暑い夏の時期の生活習慣予防や紫外線対策に、ナスのおみそ汁をぜひお試しください。

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著者

山田 直

山田 直

神奈川の写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。 後に、オーガニックレストランのキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさに深く感動。学びを深める。 現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、WSにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。

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