NGな使い方⒈ フローリング
ちょっとした黒ずみやベタつきが気になると、ついメラミンスポンジでこすりたくなりますよね。でも実は、これはフローリングには使わない方がいいんです。細かく硬い網目状の素材がワックスや塗装を削ってしまい、ツヤがなくなったり汚れが染み込みやすくなる原因に。
正しい掃除法
普段は乾拭きや水拭きで十分。どうしても取れない汚れは、ウタマロクリーナーを雑巾にスプレーして拭くか、中性洗剤を水で薄めて使う方法もおすすめ。その後、乾いた布でしっかり水分を拭き取ると安心です。
NGな使い方⒉ 浴室の鏡
水垢やくもりが気になると、ついゴシゴシ磨きたくなりますが、鏡にメラミンスポンジを使うのは避けたいところ。硬い構造が細かい傷をつけ、そこにさらに水垢が入り込んで余計に白く曇りやすくなってしまいます。
正しい掃除法
鏡の水垢にはクエン酸がぴったり。クエン酸水(クエン酸小さじ1+水200ml)をスプレーして、キッチンペーパーで15分ほどパックしたあと、水で流してマイクロファイバークロスで拭き上げればピカピカになりますよ。
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NGな使い方⒊ フライパン(テフロン・マーブルなど)
焦げつきを取ろうとして、ついメラミンスポンジでこすりたくなることもありますよね。でもこれがコーティングには大敵。超微細な研磨材のように働いて表面を削ってしまい、焦げつきやすくなったり、フライパンの寿命を縮めてしまいます。
正しいお手入れ法
焦げつきが気になるときは、お湯につけ置きして汚れをふやかし、柔らかいスポンジで優しく洗いましょう。ひどい汚れには、重曹を入れてお湯で軽く煮立たせる方法もおすすめです。
使う場所を選んで、キレイを長持ち
メラミンスポンジはちょっとした汚れを落とすのにとても便利ですが、コーティングや塗装されたものに使うと、知らないうちに大切なものを傷めてしまうことがあります。フローリングや鏡、フライパンなどは避け、陶器やタイルの目地など、素材に合った場所で使い分けるのがポイントです。上手に取り入れて、日々のお掃除に役立ててみてくださいね。