ナゾの黒いものの正体は「日射センサー」
ダッシュボードの上についている、黒い部品のようなもの。ふだんは気にも留めない人が多いかもしれませんが、正式には「日射センサー」と呼ばれる部品です。
今の時期に使うことが多いエアコンの温度は、この日射センサーが日射量を感知してコントロールしています。車内が涼しく快適な温度になるのも、このセンサーのおかげなのです。
冷房が効かなくなる!避けるべきNG行為
お伝えした通り、日射センサーは車内に差し込む太陽の光を感知して、オートエアコンの温度や風量を自動で調整してくれる役割があります。
次のような行為は、日射センサーの感度が下がったり正常に動かなくなったりするおそれがあるため注意が必要です。「冷房が効かない……」「車内が冷えない」なんてことになりかねませんので、絶対に避けてください。
NGその1.日射センサーの上にものを置く
ダッシュボードの上にものを置くクセはありませんか? 日射センサーが隠れると、正常に動かなくなる場合があります。
日射センサーがタオルで隠れている状態だと、真夏日であってもエアコンは十分に効きません。冷房の効きが悪くなるのを防ぐためにも、日射センサーの上にはものを置かないよう気を付けましょう。
NGその2.クリーナーを吹きかける
車の掃除や脱臭のために、スプレータイプのクリーナーを使うこともあるでしょう。このとき、日射センサーにかからないよう注意が必要です。
クリーナーがかかると、センサーの感度が落ちる場合があります。
日射センサーの役割を知って、夏のドライブも快適に
日射センサーふさがないようにすると、カンカン照りの日もしっかりと冷房が効くようになります。日射センサーの役割を理解して、この夏もしっかりと働いてもらいましょう。