NGその1.タンクがきちんとセットされていない
意外と多いのが、「製氷用の給水タンクがきちんとロックされていない」ケース。タンクがしっかり差し込まれていなかったりフタがずれていたりすると、製氷皿に水がうまく送られません。
じつは私も、タンクを奥まで押し込むのを忘れて、朝になっても氷が全然できていない……という失敗がありました。タンクは正しい位置に設置して、うっかり“氷ができない”を防ぎましょう。
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NGその2.冷凍室の温度設定が「弱」になっている
冷凍室の温度は、自動製氷機とも関係しています。「省エネにしたいから」と冷凍室の温度を「弱」に設定すると、冷えが足りずに氷ができにくくなることがあるんです。製氷皿の氷が中までしっかり凍りきらず、氷そのものがつくられない場合も……。
特に夏は扉の開け閉めが多くなるので、冷凍室の温度は強めに設定するのがおすすめ。「中」で氷のでき具合を見てから「強」設定にしてもいいでしょう。
NGその3.氷がケースの奥に溜まっている
もうひとつ見落としがちなのが、「氷ケースの中がいっぱいになっている」こと。自動製氷機は、ケース内に氷が溜まりすぎて山になっていると、それを察知して製氷をストップします。検知レバーが氷に当たると、“満タン”と誤認識して氷がつくられなくなってしまうんです。
そのため、ケース内の氷はならし、山をつくらないことが大事。氷を取り出すたびにならすクセをつければ、安定的に製氷されます。
「製氷が遅い……」と思ったら、まずはチェック!
自動製氷機が「遅い」「氷ができない」と感じたら、まずはタンクのセット・冷凍室の温度・氷ケースの状態を確認してみましょう。どれも数分でできることばかりで、意外と見落としがちなポイントです。
自動製氷機にしっかり働いてもらうためにも、今すぐチェックしてみてくださいね。