「雷」が鳴っている時に“コンセントを抜く”はNG!慌てて抜く前に知っておきたい“2つのこと”

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2025.09.03

雷が鳴ったとき、「家電が壊れちゃう!」と焦ってコンセントを抜きに走る方も多いかもしれません。でも、ちょっと待って! その行動、じつは危険をまねく可能性があるんです。そこで今回は、雷が増える夏だからこそ気を付けたい、「コンセントを抜く」行動がNGな理由と、安全な対策についてご紹介します。

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雷が鳴っているさなかに「コンセントを抜く」がNGな理由

コンセントを抜くところ出典:stock.adobe.com

コンセントがつながっている家電製品は、雷の影響で故障するおそれがあります。雷サージと呼ばれる過剰な電圧・電流によって、家電が使えなくなるケースがあるのです。
これを防ぐため、「雷が鳴ったらコンセントを抜く」という方もいるかもしれませんが、これはとても危険。雷が近くに落ちたとき、建物を伝って電流が一気に広がることがあるからです。そのタイミングでコンセントに触れると、感電するおそれがあります。

これなら安心!電化製品を雷から守る「対策」

コンセント出典:stock.adobe.com

家電を守れても、自分がダメージを受けては意味がありません。雷サージによる被害を防ぐためにも、コンセントを抜かずして行える安全な対策を取り入れてください。

1.雷ガードつきのコンセントを使う

雷サージ対策機能付きの電源タップを使えば、落雷が起きても大切な家電を雷サージから守れます。もちろん、コンセントを抜く必要はありません。
ただし、リスクを100%防げるわけではなく、過電流を一度でも吸収すると効果がなくなるため注意が必要です。雷ガード機能はランプの点灯で確かめられるものが多いので、使えなくなったら買い替えを検討しましょう。

2.保険を見直す

もしものときの備えとして、火災保険や家財保険が落雷被害に対応しているかを確認しておくのも大切です。家財に保険をかけた場合は、「落雷による家電の故障」などが補償対象になる場合があります。
保険証券を見直すときは、家財保険の内容を確認し、過電流による損害が生じた場合に補償する内容が含まれているかどうかを見ましょう。保険の補償があれば、万が一の故障にも落ち着いて対処できるはずです。

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雷が鳴ったらコンセントには触らない

雷が発生している時にコンセントを抜くのは、安全上のリスクが高くおすすめできません。
感電や電解製品の故障を防ぐためにも、電源タップや家財保険を見直して、コンセントを抜かずに行える対策を行いましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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