思い出の整理、腰が重い……
最近、スマホを新しく買い替えたとき、色んな発見があったんですね。
ひとつは、「写真の整理、ちゃんとできてないな」と気づき、整理の方法を見直さなければと感じられたこと。もうひとつは、従来通り、重たくて分厚いアルバムを作ったとして、子どもが大きくなったとき見返してくれるのかな? と疑問を抱いたこと。
丁寧にプリントアウト・ファイリングしたり、アルバム作成サービスをうまく活用している方もいる一方、私のように、子どもの写真をとりあえず撮っている方は多いのではないでしょうか。また、せっかく重い腰をあげて思い出の整理をするのなら、見返したときに家族がほっこりするような記録を残したい。
今回は、令和の時代だからこそできる思い出の残し方を考えていきます。
【令和最新版】振り返ったときに心温まる思い出の残し方。
個人的な気持ちを残す「裏ログ」
既にSNSを活用している方は、InstagramやX(旧Twitter)などで投稿した記録が思い出になっていますよね。多くの人は、子どものかわいい瞬間・笑顔の写真、特別な思い出を投稿されているのではないでしょうか。
そこでお勧めしたいのが「裏ログ」。自分1人、もしくはパートナーや極々少数の身内にだけ共有するアカウントを作成し、日々の何気ないやり取りや気づきをメモする方法。
- 自分1人のLINEグループに、心に残った会話を残す。
- フォロワーはパートナーのみに限定したInstagramアカウントを作成し、笑顔や決め顔以外のお気に入り家族写真を投稿しておく。
- ChatGPTなどに「今日子育てで感じたことをメモしたい」と話しかけ、まとめてもらい、コピペしてメモに記録する。
誰かに見せる・聞かせるほどではないけれど、忘れてしまうのはもったいない思い出を残すのがおすすめです。
世界にひとつだけ、わが子が主人公の絵本作り
スマホの中に眠る何気ない日常や、子どもの何気ない一言のひとつひとつをオリジナル絵本にするのもひとつ。今、AIを使えば、子どもとの出来事を元に「わが子が主人公の絵本」が作れるんです。
例えば、
- 子どもとのエピソードや会話、日記を残す。
- ChatGPTなどのAIに「この話を〇歳向け絵本風にして」と入力。
- 画像生成アプリで挿絵を作る。「初めて逆上がりができた二つ結びの女の子のイラスト。日本人。絵本風の優しいタッチで」と指示。
- PDFで保存、または印刷して製本する。
写真だけでは思い出しきれないエピソードを整理して、素敵な形に変えてみるのはどうでしょうか。
旅行や散歩の思い出をマップに残す
旅行が好きな方、他県や他国に繋がりがある方は、「家族だけのマップ」を作るのもよいでしょう。
例えば、
- 日本地図の白地図を大きめに印刷。訪れた場所にシールや付箋を貼る。
- 「〇年〇月、軽井沢旅行!」「おばあちゃんの家がある場所」「初めて〇〇した場所」などコメントを記入。
- 100均のデコレーションアイテムを活用したり、自作の絵を挿絵にしてもよいし、自身がなければAIに作成してもらうのも◎。
リビングなどに貼っておいて、家族それぞれ随時更新していくのも楽しみになります。
思い出の整理をタスクととらえると腰が重くなってしまいますが、まずは整理する本人が「楽しい」と感じられる方法を見つけてみてくださいね。