夏に欠かせない保冷剤
気温が高い日は、お弁当を持ち歩くのも不安になります。少しでも傷むリスクを減らすために、保冷剤は欠かせません。でもそのまま入れるのではなく、長持ちさせる使い方があるそうです。本当に冷たさが長持ちするのか検証してみました。
保冷剤の冷たさを長持ちさせる方法
保冷剤の冷たさを長持ちさせる方法は、2通りあります。「アルミホイルを巻く」、「プチプチ(緩衝材)を巻く」です。
今回は同じサイズの保冷剤を準備し、アルミホイルを巻く、プチプチを巻く、なにもしない状態の3つの保冷剤の、溶けるまでの時間を比べていきます。
準備
「アルミホイルを巻く」方法では、カチカチに凍った保冷剤をアルミホイルで巻いて、準備完了です。
「プチプチ(緩衝材)を巻く」方法では、保冷剤の全体をプチプチ(緩衝材)で巻きます。
アルミホイルで巻いた保冷剤、プチプチ(緩衝材)で巻いた保冷剤、なにもない状態の保冷剤をそれぞれ、内側がアルミになっている保冷バッグに入れて、溶けるまでの時間を比べていきます。
3つを比べてみると……
保冷バッグに3時間ほど入れて、冷たさを確認します。
- アルミホイル……触ると冷たさがわかる。ひんやりと冷たい様子。保冷剤は少し溶けて、柔らかい状態。
- プチプチ……しっかりと冷たい。保冷剤はまだカチコチと固く、凍った部分が残った状態。
- 保冷剤だけ……ほんのり冷たさが残る。保冷剤は溶けている部分があり、ほとんどが柔らかい状態。
3時間ほど過ぎても、どの保冷剤も冷たさは残りました。しかし、触ったときの冷たさは差を感じるほど違いがありました。また、完全に溶けるまでは若干の差が出ました。
保冷剤だけをそのままバッグに入れるよりも、プチプチを利用すると最も冷たさを実感できる結果に!
プチプチで巻くのがおすすめ!
保冷剤は、プチプチを利用すると冷たさを少しでも長く保つことがわかりました。お弁当に利用するときは、プチプチでお弁当を包み、保冷剤を入れるのがおすすめです。
気温が高い中ではお弁当の長時間の持ち歩きは避け、保冷剤をうまく活用したいですね。ぜひ参考にしてみてください。