温水便座の「点検ランプ」点灯。まずやるべき対応とは?→「慌てないで」「解除するには?」

家のこと

2025.09.06

ある日突然、トイレの温水洗浄便座にある「点検ランプ」が点灯したという方は、きっと私だけではないはず。何の前触れもなく点灯すると少し焦りますが、このまま使い続けても問題ないのでしょうか……? そこで今回は、リクシルの温水洗浄便座の「点検ランプ」が点灯したときにやるべきことをご紹介します。

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点検ランプは「安全確認のサイン」

リクシルのトイレについている点検ランプ

リクシルの温水洗浄便座には、電源・節電のとなりに「点検」ランプがついています。これは、トイレを長期間使っていることをお知らせするためのもの。トイレに異常があるときに点灯するわけではありません。

一般的には「約10年」でランプが点灯

点検ランプがつくのは、使用開始から約10年経過時。これは、リクシルが温水洗浄便座を安全に使用できると想定している期間になります。点検ランプが赤く点灯したら、10年間使ったサインとして認識しましょう。

まずはセルフチェックで本体の異常を確認

まずはセルフチェックを

温水洗浄便座は電気製品です。経年劣化を無視して使い続けると、火災や感電などの深刻な事故を引き起こすおそれがあります。点検ランプがついたら、まずは自分でできる簡単な「セルフチェック」を行いましょう。

・便座はスムーズに開け閉めできるか
・便座の劣化やガタつきはないか
・便座の温度が熱すぎたり冷たすぎたりしていないか
・シャワートイレに不具合はないか
・電源プラグに異常や異音はないか
・電源プラグやコードが熱をもったりホコリが溜まったりしていないか
・水漏れは起きていないか

上記のポイントを意識しながら使ってみて、不具合はないか確認すると安心です。
もしひとつでも該当する場合は、温水洗浄便座を安心・安全に使うためにも、専門業者に点検を依頼しましょう。

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点検ランプは自分で解除できない

業者による点検の様子出典:stock.adobe.com

セルフチェックで問題なかった場合でも、点検ランプを解除する場合は、プロによる点検が必要です。リクシルの点検ランプは自分でリセットする方法がなく、解除するには専門業者の対応が必要になるのです。
ランプが点灯したままでも問題なく使用できますが、ランプが気になる場合は点検を依頼しましょう。ちなみに、プロによる点検は出張料がかかる場合があります。

点検ランプがついても慌てない

点検ランプがつくとつい焦ってしまいますが、故障のサインではないのでご安心を。「そろそろ点検しませんか?」というお知らせであり、使用をただちにやめる必要はありません。
まずはセルフチェックで異常がないか確認し、そのうえで点検の申し込みをすればOK。家族みんなが毎日使う場所だからこそ、見えない不具合にもきちんと目を向けていきたいですね。

参考:リクシル「セルフチェック表」
https://www.lixil.co.jp/support/time-stamp/pdf/selfcheck.pdf

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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