シャンプーボトルについている“なぞのギザギザ”には理由があった「知らなかった」「誤解してた」

家のこと

2025.08.26

シャンプーボトルをよく見ると、メモリのような“きざみ”が付いていることがあります。じつはこれ、シャンプーやリンスを安全に使うために欠かせないものなのです。ここでは、意外と知らない“シャンプーボトル”についている「ナゾのきざみ」の正体と、本来の役割についてご紹介します。

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ナゾのきざみは残量確認のメモリじゃなかった……!

シャンプーボトルについている”きざみ”

シャンプーボトルには、ギザギザや線状きざみのようなものがあります。もちろんすべてのメーカー・商品にあてはまるわけではありませんが、花王やKOSEをはじめとするほとんどのメーカーが採用しています。
このナゾのきざみ、一見シャンプーの残量を確認するためのメモリのようにも見えます。しかし実際は別の目的があります。このきざみは、視覚に頼らずにシャンプーとリンスを識別するためものなのです。

シャンプーだけに“きざみ”が付いている

きざみはシャンプーボトルにのみついている

ボトルに付いているきざみは、目を閉じている状態でもシャンプーであることを分かりやすくするためのもの。シャンプーとリンスのボトルは形状がよく似ているので、目を開けていられない洗髪中は間違いやすいのです。
でも、きざみを触ればシャンプーボトルであることがすぐに分かって便利! シャンプーを識別するためのものなので、リンスやコンディショナーにはきざみは入っていません。 

ポンプの上にもきざみが!

ちなみに、このきざみは商品によって異なり、ボトル側面に付いているものもあれば、ポンプの頭にギザギザが付いているタイプもあります。

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気づけばそこにある「思いやり」

毎日使っているシャンプーボトルに、こんなにもやさしいくふうが隠されていたなんて驚きですよね。目には見えにくいけれど、誰にとっても使いやすくするための“きざみ”。
それは、ちょっとした不便を解消しようとする“思いやり”のカタチかもしれません。
洗髪中にシャンプーとリンスを間違ってしまう方は、きざみ付きのボトルを使うと、お悩みや不便さを解消できるかもしれませんよ。

※参考:花王「シャンプーのきざみに込められた思い」
https://www.kao.com/jp/sustainability/me/universal-design/shampoo-notches/

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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