知らなかったはNG!火災を招く“身近なアイテム”3つ「モバイルバッテリーだけじゃない」

家のこと

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2025.08.18

近年、自治体のゴミ処理施設やゴミ収集車で増えている火災や爆発事故。このところはモバイルバッテリーによる火災が話題になっていますが、その原因はほかにもあるんです。あの身近なアイテムも、捨て方を間違うと事故につながることも……。そこで今回は、火災を引き起こす、“自己判断で捨ててはいけない”「危険なゴミ」についてご紹介します。

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危険その1.充電式ハンディファン

充電式のハンディファン出典:stock.adobe.com

夏に大活躍のハンディファン。USB充電式のものが多く、バッグの中に入れて持ち歩く方も多いですよね。
しかし、使用頻度が高いと故障もつきもの……。このとき、「壊れたから可燃ゴミに出そう」は絶対にNGです!
充電式の場合は、リチウムイオン電池が内蔵されていることがほとんど。この電池に圧力や熱などの衝撃が加わると、ショートして発火・爆発する可能性があります
ちなみに、乾電池式の場合も電池が入ったまま捨てるのは避けてください。電池も同様に、ゴミ収集の過程で液漏れやショートを引き起こすと、火災につながるおそれがあります。

危険その2.電子タバコ

電子タバコ出典:stock.adobe.com

電子タバコは、紙タバコよりも火災のリスクが低く、安全性の高いことで知られています。しかし、電子タバコ本体の捨て方には注意が必要です。
加熱式やベイプなど、電子タバコもリチウム電池が内蔵されている製品がほとんど。誤って可燃ゴミに出すと、ハンディファンと同じく火災の原因になる場合があります。
せっかくの安全性の高さも、間違った捨て方によって火災が起きれば意味がありません。

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危険その3.電動歯ブラシ

電動歯ブラシ出典:stock.adobe.com

意外と忘れがちなのが、電動歯ブラシ。毎日使う日用品だからこそ、壊れたときにそのまま燃えないゴミへ……なんてこともあるかもしれません。
しかし、電動歯ブラシも充電式の場合はリチウムイオン電池による発火に要注意。もちろん、自己判断で可燃ゴミに出すのはもってのほかです。

自治体のゴミ出しルールを守ろう

今回ご紹介した3つは、モバイルバッテリーと同じくリチウムイオン電池が使われています。リチウムイオン電池が内蔵された製品は、正しい方法で処分しないと発火・火災リスクは避けられません。基本的に、「可燃ゴミ」「不燃ゴミ」として処分するのはNGです。
間違った処分によって相次いでいる、ゴミ収集車やゴミ処理施設での事故は深刻な問題。まずは自治体のゴミ出しルールを確認して、品目ごとの適切な処分方法調べましょう。

※参考:埼玉県桶川市「リチウムイオン電池等の正しい捨て方」
https://www.city.okegawa.lg.jp/soshiki/shiminseikatsu/recycle/gomi/gomi_recycle/9258.html?utm_source=chatgpt.com

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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