習慣その1.寝る1~2時間前に入浴を済ませる
快眠を目指すなら、入浴のタイミングがとても大事。寝る直前ではなく、1〜2時間前に済ませておくのがベストです。入浴すると1℃ほど体温が上がりますが、ゆっくりと下がっていくことで自然と眠気が訪れます。この体温の変化が、深い睡眠につながるんです。
ちなみに、お湯の温度はぬるめがおすすめ。39~40℃のお湯にゆっくりと、15分を目安に浸かると、体へ負担をかけずに“じんわり”と温まりますよ。
習慣その2.長袖長ズボンを着る
暑いからといって、キャミソールやショートパンツなど肌を多く露出した寝間着で寝ていませんか? 実はそれ、睡眠においては逆効果です。
就寝中はたっぷりと汗をかくため、パジャマは通気性と吸湿性の高いものを選ぶと快眠につながります。おすすめは、長袖・長ズボンのパジャマ。全身の汗をしっかり吸収し、冷えすぎや寝冷えから体を守ってくれますよ。
長袖長ズボンを身に着けることは、エアコンの冷え防止にも◎。
習慣その3.寝室の湿度・温度を整えておく
快眠できる環境を整えるには、エアコンをつけるタイミングも大事です。寝る直前になってエアコンをつけると、しばらくは室温が下がらず暑いまま。これではぐっすり眠れません。
快適に眠れる環境で入眠するためにも、就寝の30分前にはエアコンとサーキュレーターを稼働させて、部屋全体を均一に冷やしておきましょう。
冷えムラをなくし、熱がこもりやすい天井付近の空気を循環させることで、適度な温度・湿度をキープできますよ。
ちなみに、室温は26〜28℃、湿度は50〜60%が快眠の目安です。
熱帯夜でもぐっすり快眠
熱帯夜の眠れないストレスを解消するには、睡眠環境を少しくふうするだけでOK。入浴のタイミングやパジャマの選び方、寝室の整え方を見直すことで、寝苦しい夏の夜もぐっすり眠れる夜が手に入ります。
心地よく眠って、朝から元気に過ごせる毎日を!