おでこ汚れの正体はこれ!
帽子やキャップの内側、特におでこが当たるバンド部分には、
- 汗や皮脂
- ファンデーションや日焼け止め
- 整髪料やスキンケアの残り
などが少しずつ蓄積します。これが白っぽい粉汚れやベタ付き汚れになって現れます。目立ちにくくても、顔に触れる場所だからこそ、衣類と同じくこまめなケアが大切です。
今回紹介するのは、白っぽい汚れを落とす部分洗いの方法です。ツバに紙芯が入ったタイプなどシワや型崩れが心配な帽子のケアにもピッタリです。
※ウールや革・合皮素材、麦わら帽子など、水に弱い素材のお手入れには適しません。濡れるとカビや変色・変形の恐れがあります。取扱表示に従い、汚れが気になる場合はプロのクリーニングへ出しましょう。
必要なものは?
家庭にあるものでOK!
- 中性洗剤(食器用洗剤やウタマロリキッドなど)
- 歯ブラシ又はやわらかいスポンジ
- タオル
- 洗面器
手順1:洗剤液をつくる
洗面器に30~40℃のぬるま湯を入れ、中性洗剤を数滴たらしてよく混ぜます。
※同じメーカーの商品でも、液性や使用方法が異なるケースがあります。必ず商品説明書をご確認の上、正しくご使用ください。
手順2:汚れ部分をトントン洗い
歯ブラシやスポンジに洗剤液を含ませて、白くなった部分をやさしくトントンとたたくように洗います。
ゴシゴシこすると繊維が毛羽立つので、軽いタッチで汚れを浮かせるのがコツです。
手順3:洗剤をしっかり拭き取る
ぬるま湯に浸したタオルを固く絞り、洗剤の泡を丁寧に拭き取ります。ツバが折れないように形を整え、風通しの良い日陰で自然乾燥します。
白汚れの予防法もチェック
- 汗取りパッドを貼って直接汚れが付くのを避ける
- 使用後はサッと陰干しをして風を通し、湿気をリセットする
- 時々、内側をアルカリ電解水などで軽く拭くのもおすすめ(色落ちの可能性があるため、必ず目立たない場所でテストしましょう)
帽子も「顔に触れる衣類」としてお手入れを
帽子は毎日洗うものではないからこそ、汚れが溜まりがち。特に、夏場は、汗やファンデーションが原因で気づかないうちに「見えない汚れ」が進行しています。
顔に触れるアイテムだからこそ、お肌やニオイ対策にもなるキャップのお手入れ習慣を始めてみませんか?