消化と免疫の両面から夏の不調をサポート!まだまだ続く猛暑に食べたい“栄養満点の一杯”

料理・グルメ

2025.09.02

暑さで食欲が落ちやすい夏は、消化を助けて体を内側から整える食材が心強い味方。爽やかな香りで食欲を引き出す夏野菜「 みょうが 」と、免疫力をサポートするきのこ 「まいたけ」 を合わせたみそ汁は、組み合わせることで、香りとうま味が引き立ち、さっぱりといただけます。さらに栄養価も高めで、腸活や夏バテ予防にも役立つ、季節に寄り添った一杯です。

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「みょうがとまいたけ」の効能とは

みょうが出典:stock.adobe.com

さっぱりとした香りの夏野菜みょうがと、うま味たっぷりのまいたけを組み合わせると、おいしいだけでなく、夏の体を内側から支えてくれるみそ汁になります。

それぞれの食材が持つ働きと、組み合わせることで期待できる効果をチェックしてみましょう。

みょうが

みょうが出典:stock.adobe.com

みょうが特有の香り成分には、胃腸を活発にして消化を促す作用があるとされます。

夏バテで食欲が落ちやすいときでも、自然と「食べたい」という気持ちを後押ししてくれる存在。さっぱりとした風味は気分をリフレッシュさせる効果も期待できます。

まいたけ

舞茸出典:stock.adobe.com

まいたけは「免疫力を支えるきのこ」として知られています。β-グルカンが免疫細胞を活性化することが報告されていて、季節の変わり目の体調管理にも役立つとされます。

さらに、血糖値やコレステロールの上昇をゆるやかにする働きが期待でき、生活習慣病予防の観点からも注目される食材です。豊富な食物繊維は腸内環境を整え、スムーズなお通じにもつながります。

「みょうが×まいたけ」のメリット

腸出典:stock.adobe.com

爽やかな香りの「みょうが」と、うま味たっぷりの「まいたけ」。それぞれの特徴を掛け合わせることで、消化と免疫の両面から夏の不調を防ぐ一杯になります。

・みょうがの香り成分→ 腸の働きを後押しする
・まいたけの食物繊維→ 腸内環境を整える


つまり腸活効果をより効率的にサポートすることが期待できます。また血流改善や代謝サポートにもつながり、体を内側から整えてくれます。

何より香りとうまみ味の相性がよく、食欲が落ちやすい夏でも無理なく食べられるのがうれしいポイントです。

みそ汁で“ミネラルを補給”

みそ汁出典:stock.adobe.com

ベースとなるみそは、日本の発酵食品の代表格。乳酸菌や酵母が含まれており、加熱によって菌は死滅するものの腸内フローラに働きかけるとされ、日々の腸活に役立ちます。

さらにみそ汁は水分補給と同時に、ナトリウムやカリウムといったミネラルも一緒に摂れるため、汗をかきやすい夏の体調管理にぴったりだと言われています。

みょうがとまいたけのみそ汁 (調理時間:7分)

みょうがとまいたけのみそ汁

材料(2人分)

・みょうが‥‥‥‥‥‥‥‥2個 (千切り)
・まいたけ‥‥‥‥‥‥‥‥50g (手ちぎり)
・絹豆腐‥‥‥‥‥‥‥‥‥4分の1丁 (食べやすくカット)
・わかめ(乾燥)‥‥‥‥‥‥ 5g (戻して20g位)

・水(もしくはダシ汁)‥‥  2カップ
・みそ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥大さじ1と2分の1

作り方

1. 材料をカットしておく。

材料カット

2. 鍋に水とまいたけを入れて沸かし、中火でフタをして4〜5分ほど煮る。

まいたけを煮る

3. 豆腐とわかめを入れ、一煮立ちしたら火を止め、みそを溶かす。

仕上げ

4. 器に盛り、みょうがを散らす。

できあがり

水だけでもおいしい

このみそ汁は、まいたけ自体から豊かなダシが出るので、水だけでも十分においしく仕上がります。上品なまいたけの香りと、みょうがの涼しげで繊細な香りがしっかり感じられ、絶妙にマッチしますよ。

「香り×うま味の腸活みそ汁」まだまだ暑い夏にお試しを。

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著者

山田 直

山田 直

神奈川の写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。 後に、オーガニックレストランのキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさに深く感動。学びを深める。 現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、WSにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。

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