1.トイレットペーパーを見えるように置く
「生活感が出るから」と、トイレットペーパーを無理に隠していませんか? もちろん見えない方がスッキリしますが、無理に隠そうと、収納などを増やすと空間がぎゅっと詰まった印象になることも。
たとえば、トイレットペーパーのケースを強引に置くと、ケースの存在感で余計に圧迫感が出ることがあるんです。
トイレ空間に収納場所がない場合、無理に収納を増やすのはおすすめしません。わが家はトイレットペーパーをそのまま並べるだけです。白い壁紙ならトイレットペーパーをそのまま置いても悪目立ちしないので、きちんと清潔感が出ます。ただし、トイレットペーパーを袋のまま置くと雑多な印象になるためできれば避けましょう。
2.小窓にカーテン・ロールスクリーンを付けない
トイレに小窓があるご家庭、多いですよね。おしゃれを優先すると、カフェ風のカーテンやロールスクリーンをつけたくなりますが、これも空間を狭める原因のひとつです。
布の存在感は思った以上に重たく、窓の開放感を損なってしまいます。場所が狭いトイレとなれば、なおさらです。
小窓には何も取り付けない方が、外から入ってくる自然光で奥行きが出て広く見えます。外からの視線が気になる場合は防犯対策として、カーテンの代わりに窓用の目隠しフィルムの活用をおすすめします。
3.芳香剤・消臭剤はスプレータイプにする
意外と盲点なのが芳香剤。置き型や可愛いボトルのものを選びたくなりますが、あまりに存在感があると雑多な空間になりかねません。
わが家のトイレは狭いので、小さなスプレータイプの消臭剤を使っています。置き場所に困らないくらいコンパクトなので、見た目もすっきり。つねに香りを放つわけではないので、置き型タイプでよくある“定期的な取り替え”の手間もありません。
狭いトイレでもゆとりは出せる
わが家は建売りの小さな家ですが、トイレが狭くても「見せ方」を変えると空間にゆとりが出ます。毎日使う場所だからこそ、ご自宅のトイレが広く見えるくふうを取り入れてみませんか?
※本記事はインテリア効果を重視した内容です。安全性や衛生面については、個々のご家庭の状況に応じて適切にご判断ください。