掃除のプロでも落とせなかった!「水筒ゴムパッキンの黒カビ」の“NG対策”3つ「意外…!」

家のこと

2025.09.12

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。ステンレス水筒のゴムパッキンに、黒い汚れがついていませんか? その汚れの正体は「カビ」です。あまりに頑固なカビは、掃除のプロでさえ頭を抱える難敵。今回は、わたしが実際に試しても効果がなかった3つの対策と、ステンレス水筒のゴムパッキンに生える黒カビの解決策をご紹介します。

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キッチン泡ハイター

塩素系漂白剤のキッチン泡ハイター

キッチン泡ハイターは、希釈せずに使える便利な塩素系漂白剤です。ステンレス水筒のお手入れにも使える便利な洗剤で、5分置いてから十分にすすぐとぬめりを除去できます。
「黒カビも落ちそう」だと思いゴムパッキンのお手入れに使ってみたのですが、頑固な黒カビにはまったく歯が立たず……。長時間のつけ込みはゴムを傷めるおそれがあるため、キッチン泡ハイターでの黒カビ退治は断念しました。

オキシクリーン

酸素系漂白剤のオキシクリーン

ステンレス水筒のゴムパッキンは、オキシクリーンなどの酸素系漂白剤も便利です。1Lのお湯(40〜50℃)にオキシクリーン(7g)を混ぜて20分前後つけ置きするだけで、パッキンはもちろんフタも清潔に保てます。
しかし、頑固な黒カビには効果が出ませんでした。週1回程度のステンレス水筒のお手入れには効果的ですが、すでに深く根を張った黒カビを除去するのは困難です。

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重曹

重曹出典:stock.adobe.com

重曹は弱アルカリ性で、ステンレス水筒のお手入れにも使えそうな洗剤です。しかし、重曹が得意としているのは、茶渋やにおいなどの汚れ。試しに重曹でもお手入れしてみましたが、ゴムパッキンの黒カビは取り除けませんでした。
麦茶やコーヒーなどの着色汚れが気になる場合や、ゴムパッキンのにおい残りが気になるときは重曹がおすすめです。

ゴムパッキンは1年ごとに取り替えを

ゴムパッキンの黒カビ

わが家のステンレス水筒のゴムパッキンは、黒カビがびっしり。ここまでひどくなると、キッチン泡ハイター・オキシクリーン・重曹では落とせません。
黒カビが生えたまま使い続けると、見た目の問題だけでなくアレルギー症状を引き起こすおそれもあるんです。
サーモス公式サイトでは、1年を目安にゴムパッキンの取り替えを推奨しています。ゴムパッキンは1個200円程度で購入できますので、定期的なお手入れはもちろん買い替えも行って、ステンレス水筒を長く安全に愛用しましょう。

※ゴムパッキンの価格は製品やメーカーにより異なります。交換部品の詳細は各メーカーの公式サイトまたは販売店でご確認ください。
※カビの除去効果は、カビの種類・程度・使用方法により個人差があります。本記事は筆者の体験に基づく内容です。
※塩素系漂白剤使用時は、必ず換気を行い、メーカーの注意事項を守って安全にご使用ください。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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