キッチン泡ハイター
キッチン泡ハイターは、希釈せずに使える便利な塩素系漂白剤です。ステンレス水筒のお手入れにも使える便利な洗剤で、5分置いてから十分にすすぐとぬめりを除去できます。
「黒カビも落ちそう」だと思いゴムパッキンのお手入れに使ってみたのですが、頑固な黒カビにはまったく歯が立たず……。長時間のつけ込みはゴムを傷めるおそれがあるため、キッチン泡ハイターでの黒カビ退治は断念しました。
オキシクリーン
ステンレス水筒のゴムパッキンは、オキシクリーンなどの酸素系漂白剤も便利です。1Lのお湯(40〜50℃)にオキシクリーン(7g)を混ぜて20分前後つけ置きするだけで、パッキンはもちろんフタも清潔に保てます。
しかし、頑固な黒カビには効果が出ませんでした。週1回程度のステンレス水筒のお手入れには効果的ですが、すでに深く根を張った黒カビを除去するのは困難です。
重曹
重曹は弱アルカリ性で、ステンレス水筒のお手入れにも使えそうな洗剤です。しかし、重曹が得意としているのは、茶渋やにおいなどの汚れ。試しに重曹でもお手入れしてみましたが、ゴムパッキンの黒カビは取り除けませんでした。
麦茶やコーヒーなどの着色汚れが気になる場合や、ゴムパッキンのにおい残りが気になるときは重曹がおすすめです。
ゴムパッキンは1年ごとに取り替えを
わが家のステンレス水筒のゴムパッキンは、黒カビがびっしり。ここまでひどくなると、キッチン泡ハイター・オキシクリーン・重曹では落とせません。
黒カビが生えたまま使い続けると、見た目の問題だけでなくアレルギー症状を引き起こすおそれもあるんです。
サーモス公式サイトでは、1年を目安にゴムパッキンの取り替えを推奨しています。ゴムパッキンは1個200円程度で購入できますので、定期的なお手入れはもちろん買い替えも行って、ステンレス水筒を長く安全に愛用しましょう。
※ゴムパッキンの価格は製品やメーカーにより異なります。交換部品の詳細は各メーカーの公式サイトまたは販売店でご確認ください。
※カビの除去効果は、カビの種類・程度・使用方法により個人差があります。本記事は筆者の体験に基づく内容です。
※塩素系漂白剤使用時は、必ず換気を行い、メーカーの注意事項を守って安全にご使用ください。