お風呂掃除でやりがち!「浴室用クリームクレンザー」の3つの注意点「浴槽や壁を傷めるかも」

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2025.09.10

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。毎日使うお風呂場は、掃除をしてもすぐに汚れる場所。そんなときに役立つのが、簡単に汚れが落ちる「浴室用クリームクレンザー」ですが、使い方を間違うと浴槽や壁を傷めてしまうこともあるんです。ここでは、浴室用クリームクレンザーでお風呂場を掃除する際の「3つの注意点」をご紹介します。

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注意点その1.すすぎはしっかり

掃除後はしっかりと水ですすぐ

クレンザーはペースト状でねっとりしているので、さっと水で洗い流すだけでは落とし切れないことがあります。すすぎが甘いと、白い跡が残ったり乾いたあとにザラザラしたりすることも。クリームクレンザーが残ったままだと、素材の変色や劣化につながることもあります。
洗剤の残留を防ぐためにも、仕上げのすすぎは念入りに行いましょう。溝など洗剤が残りやすい部分は、重点的にシャワーをあててくださいね。

注意点その2.ゴシゴシこすらない

ゴシゴシ強引にこするのはNG出典:stock.adobe.com

なかなか落ちない汚れがあっても、ゴシゴシと強引にこすり落とすのはNGです。
浴室クリームクレンザーは、力を込めてこするのではなく、軽くなでる感じで使いましょう。それでも落ちないときは、少し時間をおいてから、優しくこするとキレイになることもありますよ。汚れは削るよりも、浮かせるイメージで使うと失敗しません。

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注意点その3.使いすぎない

大量に使うのはNG出典:stock.adobe.com

クリームクレンザーは細かい研磨剤が入っているため、頑固な汚れをしっかり落としてくれます。
しかし、毎日のように使うと、浴槽や壁に小さな傷ができるため要注意。特に樹脂の浴槽や鏡は傷がつきやすく、ツヤを失うおそれがあります。
日常のお手入れは、浴室用中性洗剤とやわらかいスポンジで十分です。クリームクレンザーは、気になる汚れがあるときに使う程度にとどめ、常用は控えましょう。

正しく使えば、お風呂掃除の心強い味方

浴室用クリームクレンザーは、水あかや石けんカスを落とすにはとても便利な洗剤です。間違った使い方が逆効果にならないよう、正しく扱ってキレイなお風呂場をキープしましょう。

※ご使用前に:浴室設備のメーカーが推奨する清掃方法を必ずご確認ください。特にFRP製や樹脂製の浴槽では、目立たない箇所でのテスト使用をお勧めします。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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