「みそ汁」に入れると腸がよろこぶ“むくみ対策“に最適な「秋の旬食材」とは?

料理・グルメ

2025.09.18

発酵食品マイスター・スキンケア指導士の坂下莉咲です。朝起きると顔が腫れぼったく、夕方には脚が重く感じる……。むくみの一因は、日々の塩分摂取と深く関わっているかもしれません。

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1.なぜ塩分を摂りすぎるとむくみやすくなるの?

むくみ出典:stock.adobe.com

塩分(ナトリウム)は、身体の水分バランスを調整する大切なミネラルです。
ただし摂りすぎると、ナトリウム過多により体液の浸透圧が変化し、体が水分を保持しやすくなることでむくみが生じることがあります。
むくみを防ぐには、塩分を控えるだけでなく、余分な水分を排出しやすい身体づくりを意識することも大切です。

参考資料:高血圧・むくみでお悩みの方は大注目!!「カリウム」(令和5年5月)

2.むくみケアの鍵は「カリウム」

水出典:stock.adobe.com

カリウムは、ナトリウムの排出を助け、塩分過多によるむくみ対策に取り入れたい栄養素です。
果物や野菜、豆類など身近な食材に多く含まれており、日常の食事に取り入れやすいのも魅力。
水分代謝が整うことで、すっきりと軽やかなコンディションを目指せるでしょう。

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3.里芋とズッキーニで季節を味わいながらケア

里芋出典:stock.adobe.com

秋に旬を迎える里芋はカリウムが豊富。
さらにズッキーニにもカリウムが含まれており、むくみが気になる時期に心強い組み合わせです。
みそ汁に仕立てれば、身体を温めながら満足感と栄養補給の両方を得られます。
腸内環境のケアにもつながるため、毎日の習慣として取り入れやすい一品ですね。

今回は、手軽に始められるむくみケアとして、里芋とズッキーニを合わせたみそ汁を食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか?
ぜひお試しください〜!

里芋とズッキーニのみそ汁

里芋みそ汁

材料(2〜3人分) 調理時間15分

だし汁……400〜500mL
みそ……15〜20g
里芋(加熱し皮をむいたもの)……200g
ズッキーニ……2分の1本
長ネギ(白い部分)……お好みで
七味唐辛子⋯⋯お好みで

作り方

1 鍋にだし汁と一口大に切った里芋を入れて中火にかける。

里芋

2 沸騰したら火を弱めて、半月切りにしたズッキーニを入れる。

ズッキーニ

3 全体が馴染んだら火を止めてみそを溶き入れる。

みそ

4 器に盛って小口切りの長ネギと七味唐辛子をかけたら完成。

里芋みそ汁

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著者

坂下莉咲さんプロフィール

坂下莉咲

身体の中から美容と健康を意識した「1日1発酵食品」を習慣に。 美容業に携わって10年以上。理想の肌へ導くカウンセリングでは、食事などのインナーケアとスキンケアの両面からアドバイス。 科学的根拠のある美容知識をInstagramやTwitterで発信中。 saitaでは腸がよろこぶ簡単レシピをご提案。

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